疲れた心と体に安らぎの一時・・・お酒を楽しんでいる方も多いと思います。
最近、いろいろなお酒をレッドブルで割って飲んでいる人達もいるようです。
お店のメニューにも載っていたりしますが、お酒とエナジードリンクを同時に飲んでも大丈夫なのでしょうか?
レッドブル割り
レッドブルにも味がしっかりとついていますが、お酒と割っても美味しいものなのでしょうか?
ウイスキーとレッドブルを1:1で割る 半分ウイスキーなのにお酒の味があまりしない 危ないですねこれは危ない
— めとき (@tokinokoe_K) 2015, 6月 10
さて珍しくお酒のみたいから、 ジンをレッドブルで割るか。
— 不安定カエル (@since_now) 2015, 6月 9
えいごんと呑んだテキーラのレッドブル割り…効きます pic.twitter.com/HD7HLJdT1Z
— くぅや@多忙 (@kooya_and_meer) 2015, 4月 12
例によって覚えてねーけど昼間焼酎のレッドブル割りを飲んでいたらしい エナジーアルコールw pic.twitter.com/eUePhjOlW3
— すらいむ (@suraimu) 2015, 4月 9
こんばんは! CLOVER巣鴨ほんじつもオープンいたしております(・o・)! 最近のおすすめドリンクはレッドブル割り! ウォッカ、ジン、なんでもござれ! みーしゃのおすすめはカシスです(*^0^*)… http://t.co/SkyRMKohni
— 巣鴨 ダーツバー CLOVER (@clover_sugamo) 2014, 12月 10
いろいろな種類のお酒と組み合わせていますね。
好みに合わせて自宅で楽しんだり、お店でもメニューは豊富にあるようです。
どうやら、レッドブルはお酒の飲みにくさも緩和してくれているようですが、お酒とレッドブルを一緒に飲んでも、体に悪影響は無いのか気になるところです。
アルコールや薬とレッドブル
レッドブルのホームページに、お酒と同時に飲むことについての質問に対する回答がありました。
レッドブル・エナジードリンクとアルコールを同時に飲むことは是非に関わらず特定の効果を示すものはありません。
これは2012年に英国委員会から承認されており、「現状の事実からは、カフェインとアルコールの組み合わせによる、有害物質の発生及び行動への相互作用はありません」と結論を出しています”
レッドブルは基本的には清涼飲料水です。
ですから、他のジュースなどと同じ感覚でお酒と割っても、大丈夫ということのようです。
カフェインは要注意
しかし、レッドブルにはコーヒー一杯程度のカフェインが含まれていますので、この点に関しては注意する必要があります。
カフェインには覚醒作用があります。
このため、カフェインとアルコールを同時に摂取すると、自分が酔っていることに気が付かず、飲み過ぎてしまう危険があるのです。
全然酔わないなぁ~と思ってどんどんお酒を飲んでいたら、バタッと倒れて急性アルコール中毒になっていた、なんていうこともあり得るのです。
カフェインとアルコールが混ざって、害のある物質が生まれることはないようです。
しかし、カフェインの覚醒作用が、酔っているという感覚を隠してしまうという事を忘れないでください。
このため、安全か危険かという観点からは、カフェイン含有飲料とアルコールは同時に飲まない方が良いと言えるでしょう。
薬と飲み合わせるのも要注意
また、薬をレッドブルで飲む場合も、同様にカフェインが問題になります。
カフェインは眠気や倦怠感、頭痛を緩和する医薬品として多くの薬に使われています。
医薬品の場合も、飲み物に含まれるカフェインも抽出方法は違いますが、同じ物質です。
このため、カフェインが含まれる薬をカフェイン含有飲料で飲むと、過剰摂取になってしまうのです。
カフェインの常用量は成人の場合100~300mgを1日に2~3回となっています。
致死量は10g前後と言われており、そこまで飲むことは無いとは思いますが、500mg前後摂取した場合、めまいや不整脈、イライラや血圧上昇などの症状が出てくる可能性があります。
もちろん個人差があり、200mg位からでも症状が出る場合もあります。
レッドブルには1缶で80mgのカフェインが含まれています。
このため、薬と併用するのは好ましくありません。
また、カフェインと相性が悪く、イライラなどの中枢神経刺激作用が現れる薬も存在します。
自分の飲んでいる薬にカフェインが入っているか、カフェインと相性が悪い薬剤が入っているのかを確認するよりも、日頃から薬は水で飲むように気を付けておいた方が良さそうですね。
具合が悪くても、仕事や勉強をしなくてはならない事もあると思います。
気合を入れるためのレッドブルが、逆に飲んだ薬の邪魔をしてしまうかもしれません。
レッドブルはひとまず控えて、薬と栄養のある食事を取るようにしましょう。
体への悪影響
レッドブルを毎日飲むことが習慣になっている方もいるかもしれません。
レッドブルに関して、体への悪影響が気になる成分はカフェインと砂糖です。
カフェインは先に述べた通り、過剰摂取となってしまう恐れがあります。
レッドブル一缶のカフェイン含有量は、だいたいコーヒー一杯と同じです。
他のカフェイン含有飲料を多く摂取する場合は、バランスを考えて飲むようにしましょう。
砂糖については100ml当り11gですが、一缶は250mlなので全部飲んだ場合は28gとなります。
他のジュース等も同程度もしくはそれよりも多く砂糖が入っていますので、レッドブルだけが突出しているわけではありません。
しかし、毎日清涼飲料水を飲むと、やはり砂糖の摂取量は増えてしまいますよね。
砂糖の取り過ぎは、言うまでもなく肥満や生活習慣病をもたらし、健康を脅かします。
また、カフェインと砂糖を同時に取ることも体に悪影響を及ぼす可能性があります。
ここぞというときには頼りたくなるレッドブルですが、くれぐれも飲み過ぎにはご注意ください。