突然ですが皆さんは、パンツの丈直しってどうされていますか?
お店で買えば、そのタイミングで無料で裾上げしてもらうことがほとんどだと思います。
でも、通販やバーゲンで買ったので持ち込み裾上げサービスが付いていなかった…ということもありますよね。
お店で直してはみたものの、やっぱり合わなくてもう一度裾上げしたい、なんてこともあります。
今回は、そんなちょっと困った裾上げの対処法についてご紹介いたします。
やっぱりプロに任せたい
チノパンツやジーンズなどであれば、縫い目が表に出ているので自分でもわりと簡単に裾上げできそうなのですが、スーツのスラックスなどは、縫い目が出ていません。
また、センターに折り目が付いていることもあるのでなんだか扱いが難しそう…。
すごく大事な服であれば、プロの手を借りましょう。
買ったお店へ持ち込みが一番ですが、それができない場合は、お直しの専門店にお願いしましょう。
お直しのお店は、デパートやショッピングセンターには必ずと言っていいほど入っているので、すぐに見つかると思います。
こういうお店は数をたくさんこなしているので、安心して任せられるそうです。
忙しくて、お店を探して持って行く時間もない…という方には、ネットショップもあるようですよ!
これなら持ち込み・引き取りの手間が省けるので便利ですね。
気になるお値段ですが、普通の男性用スラックスであれば、1000円前後が相場のようです。
女性用や、裏地付き、デザインや生地が特殊なものは、状態に応じて値段が上がります。
自分で裾上げしてみよう!
お裁縫がそこそこできる方であれば、裾上げをマスターしてはいかがでしょうか?
さてスラックスは、表に縫い目が出ていないので、基本的に手縫いをしなければなりません。
手順1:三つ折りしてまつり縫い
- スラックスをはき、裾を折り曲げ、出来上がり位置に待ち針を打ちます。
- スラックスを裏返して、針の位置に線を引きます。
- 出来上がり線から2cm下に折り返しの目印の線を引き、さらに1cm下を切ります。
- 折り返し線と出来上がり線の所に丁寧にアイロンをかけ、待ち針を打つか仮縫いします。
- まつり縫いします。
まつり縫いについては、こちらの動画が分かりやすいのでご参考になさってください。
上のやり方はもっともオーソドックスな方法ですが、三つ折りするために裾がやや厚めになります。
端の処理ができるミシンをお持ちなら、二つ折りの裾上げがすっきりおさまるのでオススメです。
手順2:端をミシンで始末してまつり縫い
- 手順1の1と2の後、出来上がり線から3センチ下を切り落とします。
- 端にロックミシンかジグザグミシンをかけます。
- 出来上がり線にアイロンをかけ、、待ち針を打つか仮縫いします。
- まつり縫いします。
番外編:裾上げテープを使う
途中までは手順1、2と同じですが、まつり縫いのときに裾上げテープを使います。
100円ショップなどで簡単に入手できる品物ですが、アイロンで簡単に接着できます。
縫っているうちにどうしても生地がよれてしまう…という場合にオススメです。
いかがでしたか?
今回調べてみて、洋服のお直しがオンラインショップでできるようになっているというのが驚きでした。
いつか利用してみたいと思います。
でも、自分で裾上げができるのもいいですよね。
お子さんのいる方であれば、制服の裾出しにも応用が利きそうですし、チャレンジしてみる価値はありそうです。