中国で最も重要な行事である春節とは、旧暦の正月のことです。
中国経済が上向きになった頃からお金持ちの中国人観光客たちは春節の連休を利用して日本へ爆買いに訪れるようになりました。
では、日本製品を爆買いする中国人たちは一体どれほどの年収なのか?富裕層とはどのぐらいのレベルなのかを説明していきましょう
中国人に人気の爆買い商品とは?
中国人富裕層の爆買い現象は日本市場にとっては喜ばしいことでしょう。
ここで、人気の日本製品トップ5を挙げていきたいと思います。
1位 炊飯ジャー・・・中国製は保温機能がイマイチでホカホカ具合の維持が難しい。
2位 カップ麵・・・中国製はおいしさの格差がありすぎて、まずいものは食べられたものじゃないとか。
3位 紙おむつ・・・中国製は通気性に難あり。かぶれやすいので日本製だと安心です。
4位 爪切り・・・なぜ爪切り?と疑問ですが、日本製は切れ味抜群で、小物なので気軽にお土産として渡せるので何十個も爆買いする人がいるそうです。
5位 粉ミルク・・・中国製の粉ミルクで赤ちゃんが死亡した事件がありましたよね。食の安全性が問われる中国では日本産の食品を購入する富裕層も多いそうです。
炊飯ジャーや紙おむつなど、かさばるものを爆買いする光景は、日本人からするとちょっと不思議ですよね。でも、日本製品を中国で買うと日本の3倍はするので日本で買うほうが安い、というのも理由のひとつです。
中国では日本製がそれほど高価な代物になっているんですね。それにしたって、バッグや身に付けるものならわかるけど生活用品を爆買いするってすごいですよね。
これも異文化のひとつなんでしょうか。
爆買い中国人観光客の年収は?
中国人観光客の爆買い購入金額はケタ違いですよね。
驚きでぶっとびそうです!
「予算30万円だけど50万使っちゃった!」とか、「予算100万円くらい」とか、普通に答えていますね。
日本人でも海外で爆買いする人はいるでしょうし、中国人だけの話ではないと思いますが、日本に爆買いに来るというのがポイントなんでしょうね。
でも、中国の経済成長とともにお金持ちの中国人が増える一方で、貧困に苦しむ人がいるのも事実です。
中国の人口は13億人です。
富裕層とされる人は国全体で1%とされ、その1%が国の1/3の富を持っているそうです。
要するに1300万人の富裕層が国の1/3の富を持つということは、天と地ほどもある格差が生じていることになります。
富裕層と呼ばれる人の年収は500万円以上とされていますが、年収1500万円以上の人が30万人ほどに増えたそうです。
もちろん中国と日本では生活水準が違うので年収500万円でも、日本だったら3000万円以上の年収に相当することになります。
中国の格差問題は本当にすさまじいです。道端で物乞いする子供さえいます。こうなる前に何か対策があったのではないかと思わずにいられません。
日本も格差社会が問題となっていますが、中国ではかなり深刻化しています。
きっと日本でも人口が中国ほど多ければ、もっと大きな格差が起きていたかもしれません。