日本語には様々な日の数え方、呼び方があります。
一般的にどのあたりまで呼び方が決まっているのでしょうか?
日常会話であったり、ビジネスの場でも使うことがある日の呼び方についてまとめてみました。
明後日の次の日、一昨日の前の日ってどう言うの?
未来に向けての場合、明日(あした)、明後日(あさって)、明々後日(しあさって)ぐらいまでは頻繁に使うと思います。
過去の場合、昨日(きのう)、一昨日(おととい)ぐらいまででしょうか?
では他にはどのような言い方があるのでしょう?
言い方が分からなくて困ることもあると思います。
今日を基準にした場合、過去と未来それぞれこのような言い方があります。
- 一昨々日(さきおととい)
- 一昨日(おととい)
- 昨日(きのう)
- 今日(きょう)
- 明日(明日)
- 明後日(あさって)
- 明々後日(しあさって)
- 弥の明後日(やのさって)
以上のような呼び方がありますが、あまり使わないという言い方もあるかもしれませんね。
一昨日の前の日、つまり一昨々日(さきおととい)になってしまうと、もう「3日前」ということが多いようです。
明後日の次の日だったら、もう「4日後」と言ってしまったほうが分かりやすいのかもしれません。
英語ではどう言うの?
では英語の場合はどうなのでしょうか?
実は英語の場合、明日(tomorrow)、昨日(yesterday)を基準に表記されます。
- the day before yesterday(一昨日)
- yesterday(昨日)
- today(今日)
- tomorrow(明日)
- the day after tomorrow(明後日)
一昨日や明後日を表記するための単語があるわけではないのです。
英語の場合、このあたりまでが限度のようです。
それ以上前、後になってしまうと、特別な言い方となると、
- Two days after tomorrow(明々後日)
というように、前に数字の単語が付けられるようになります。
ですから、
- Two day before yesterday(一昨々日)
ということになります。
この数字がどんどん増えていくことによって、過去と未来に日付けを表記することが出来るようになる、ということなのです。
英語のほうが日本語よりも分かりやすいのかもしれません。
特殊な言い方ではありませんし、数字の単語を見れば何日前なのか、何日後なのかと言うことも分かりやすいです。
これと別に特定の日を基準にした場合には、「前日」や「前々日」、「翌日」「翌々日」という言い方もあります。
基本的には前後2日程度の言い方が一般的です。
あとは「何日前」「何日後」という言い方が多いでしょう。