コブサラダをご存じでしょうか。これは名前の通り、サラダの一種です。
名前を聞いたことがあっても、実際はどんなサラダなのかわからなかったり、あるいは名前の由来がわからずに気になっていたりするかもしれません。
この記事では、コブサラダとはなにか、そして作り方についても解説していきたいと思います。サラダ好きな方もそうでない方も、ぜひご覧ください。
目次
コブサラダは、海外で人気のサラダ
コブサラダは、海外で発展したサラダです。具には主にカリフォルニアの野菜やその他の食材がふんだんに使用されています。
普通のサラダと比べて具が多めであるのが、コブサラダの特徴。そのため、食べるとかなり満足感を得られます。
主にコブサラダに使用される具材は、アボガド、レタス、トマトといった野菜、そしてベーコンや鶏のささみ、ゆで卵です。
これにコブサラダ向けのドレッシングをかければ、コブサラダになります。
主に使用されるドレッシングは、フレンチドレッシングやヴィネグレットソースです。コブサラダドレッシングという、専用のドレッシングも販売されています。
コブサラダの由来は、人名
コブサラダという名前からは、ラクダなどのコブのある生き物が連想されますよね。砂漠で発展したのではないかと思った方もいるかもしれません。
しかし、実際は間違いです。コブサラダは、コブという人が作ったサラダ。つまり人名ですね。
ハリウッドのレストランのオーナーであるコブ氏が店にあった食材で空腹を紛らわすためにたまたま作ったものが話題となり、現在のように世界にまで広がっていったのがコブサラダです。
シーザーサラダなどもそうですが、たまたま作ったサラダが世界にまで発展していくのは、なかなかすごいことですね。
コブサラダにははっきりと決まった形がないが、定番がある
コブサラダは、決まった盛り付け方がありません。しかし、定番は存在します。
日本では、同じ食材ごとに一列に並べる盛り付けが主流です。食材が整列しているような盛り付けで、独特ですね。
しかし、この他にも普通のサラダのように全て混ぜたものがコブサラダとして出される場合も、普通にあります。
元々が「店の冷蔵庫にあったもの」で「自分のために」作ったサラダですので、あまり決まり切った形がないのがコブサラダというわけですね。
コブサラダは、普通の状態だとそれほどダイエット向きではない
コブサラダは、具材がたくさんあるサラダです。サラダといえばヘルシーでダイエット向きなイメージがありますが、コブサラダについてはそこまでダイエットには特化していません。
なぜかというと、食材に肉もふんだんに使われていて、量が多いサラダであるからです。
さらに、ドレッシングも比較的カロリーが高めになっています。
ただし、これらのカロリーが高いものをなにか調節してコブサラダを作ってしまえば、ある程度はダイエットにも使えるようになるでしょう。
例えばベーコンだけにするか鶏のささみだけにすることで肉の量を減らせますし、ドレッシングも色々と調節すれば、ある程度カロリーを抑えられます。
なお、ダイエット向きではありませんが、コブサラダは極端にカロリーが高いとまでも言えませんので、お昼はコブサラダを食べるなどしても、それほど問題はないでしょう。
コブサラダの作り方!
ここからは、コブサラダの基本的な作り方を紹介したいと思います。
と言っても、元々おおざっぱに作られたコブサラダですので、わざわざ作り方を紹介するほど難しいものでもないことも事実です。
コブサラダは、野菜などを食べやすい大きさに切って一列に並べればそれだけで完成です。あとは、ドレッシングをかけましょう。これは本当にカンタンですね。
なお、ゆでるべき野菜はゆでたほうが良いでしょう。ゆで卵は、固めにゆでるのがコツです。
アボカドは、レモン汁をかけることで変色を抑えることができます。
食材は、先程紹介したほかにもパプリカやきゅうり、ジャガイモや人参、ほうれん草など様々なものが候補に挙げられます。
自宅に余っている野菜があれば、それを使えば良いということですね。
ドレッシングだけでなくチーズをかけても良いですし、さらにハムやエビなどを入れても良いでしょう。
コブサラダには決まった形は全くありませんので、どんどん自己流のコブサラダを発展させてみてはいかがでしょうか。
コブサラダは子供にもおすすめ!
コブサラダは、野菜と肉をふんだんに使ったサラダ。そのため、子供に野菜を食べさせるためにも良いでしょう。
多少苦手な野菜があっても、肉と一緒になら食べられるかもしれませんよね。ドレッシングがかかっているので、苦手な味もある程度緩和されます。
野菜不足な大人の方も、コブサラダなら手軽に野菜をとることができます。作り方はカンタンですし、レストランなどで食べることもできて手軽です。ぜひ、食べてみてはいかがでしょうか。