イタリア料理にも様々なものがありますよね。例えばパスタやピザなどが有名ですが、この記事で紹介していくのは、グリッシーニという食べものです。
名前さえも聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。グリッシーニは、一言で説明するとパンです。いったい、どんな形のパンを連想しますか?
この記事では、グリッシーニがどんな食べものであるか、そして作り方や購入方法についても解説していきたいと思います。興味のある方は、ぜひご覧ください。
目次
グリッシーニは、クラッカーのような食感のパン
グリッシーニはいわゆるパンですが、細長い形状をしていて食感がポリポリと堅めであることが特徴です。
何故このようなパンができたのかですが、王子が病弱だったために水分が少なく消化しやすいパンが作られたという説が濃厚です。100%正確であるかどうかは、誰もわかりません。
太めで長いじゃがりこといったような見た目をしていて、パンというよりお菓子のように見えるのがグリッシーニ。縦に器に入れられて、おつまみや付け合わせとして食べられることも多いパンです。
ワインが盛んなイタリアでは、ワインとセットで出されることが多いため、おつまみとしての側面が強いとのこと。
そのままで食べても大丈夫ですが、ハムで巻いて食べることもあるとのこと。また、チーズをかけたりもします。パンらしくない食感ですが、あくまでもパンの系譜ということでしょう。
グリッシーニは何も入れないプレーンな状態のものもありますし、ゴマを入れるなどの味付けをする場合もあります。
色々な味のグリッシーニを食べてみたいものですね。
グリッシーニの食べ方には、マナーがある
一見そのままつまんで食べていくのが正しいように見えますが、グリッシーニには正しい食べ方があります。
「手を使って一口で食べられるサイズに折ってから食べる」というのが、グリッシーニの正しい食べ方です。それでは何故わざわざ細長くするの?と思ってしまう方も多いかもしれません。
たしかに、それはその通りです。しかし、人前で食べる際はマナーということで、手で折ってから食べることを心がけた方がいいでしょう。
これもあくまでもグリッシーニはパンであるということの裏付けですね。
グリッシーニを作る方法は、それほど難しくない
さて、グリッシーニを自分で作って食べてみたいという方のために、簡単にレシピを紹介したいと思います。
レシピはネット上でもたくさん公開されていますので、より様々なバリエーションを作りたいという方は、調べてみてくださいね。
まずは薄力粉(200g程度)やベーキングパウダー(小さじ1杯)、水(2分の1カップ)、オリーブオイル(大さじ2杯)、砂糖(小さじ1杯)といったものをボウルに入れて、混ぜ合わせます。
そしてひたすらこねて、なめらかになったら適度なバランスで3~4等分にし、冷蔵庫に入れましょう。
30分程度寝かせたら、台に薄力粉を打ち粉し、細長く伸しては切っていきましょう。
あとはこれをオーブンで焼いて完成です。170度くらいに加熱したオーブンに入れて、30分程度焼きましょう。
グリッシーニは、通販でも購入できる
グリッシーニは、様々なお店でも販売されています。
イタリアのパンがたくさん売られているようなお店に行けばグリッシーニが販売されている場合がありますし、輸入食材を販売しているお店で保存用のグリッシーニが販売されていることもありますよ。
そして、もっとも手軽な購入方法はインターネットを利用することです。
例えば「ロベルト グリッシーニ トリネージ350g」という商品は、アマゾンに専用の在庫がありますので、注文すればすぐに自宅に届きます。
これがAmazonで購入するにあたって、もっとも手軽なグリッシーニでしょう。レビューでの評判も良く、おすすめです。
もっと少ない量のグリッシーニでいいという方は、「ローランド グリッシーニ 125g」がおすすめです。これは500円程度で購入できますし、Amazonなら定期配送にすることでさらに安く購入することも可能となっています。これは便利ですね。
この他にも、グリッシーニは大量に販売されています。しかしAmazonからの発送となっているものは少ないため、送料がかかることをふまえて注文する商品を検討しましょう。
グリッシーニは魅力的なパン
グリッシーニは、通常のパンとは全く印象の異なるパンです。
おやつのように見えますし、実際おやつとして食べても問題ありませんが、あくまでもパンということですので、ぜひイタリア風にワインと一緒に食べたり、ハムで巻いて食べたりしてみてはいかがでしょうか。
ハムは生ハムがおすすめです。まずはインターネットでグリッシーニを購入し、食感などを確かめたら、自分での手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。