「父親の威厳」「教師の威厳」というような言葉をよく耳にしますよね。この記事では、威厳という言葉について再確認し、威厳のある人の特徴についても解説していきたいと思います。
威厳のある人は現代社会においては徐々に減っていっているかもしれません。身の回りに威厳のある人がいるかどうか、考えてみても面白いかもしれませんね。
目次
威厳とは、堂々としていて重々しい人のこと
威厳のある人=恐いというイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。これは間違いというわけではないのですが、恐い人=威厳のある人というわけではありません。
威厳のある人とは、多くの人がその人を尊敬するような立派さを持っている人のことです。ただ恐いだけの人の場合は、なかなかその人を尊敬することはありませんよね。
威厳のある人は立派であるということですので、だからこそ父親や先生といったタイプの人が「威厳」という言葉を用いて評されるのです。
偉そうに振る舞っているだけでは威厳のある人とは言えず、とはいえある程度偉そうなオーラは醸し出しているのが威厳のある人であることも事実。
威厳のある人というものは、いざという時に頼りになりますが、基本的に普段は近寄りがたいものです。
「威厳」という言葉自体はプラスの意味も強いのですが、現実での使われ方は二通りに分かれると考えられます。
「威厳のある人」という言葉は、まさに人々の尊敬に値するような立派であり、堂々とした人物のことと考えて良いでしょう。
「我が家には父親の威厳がない」こういった使われ方の場合は、威張れずに肩身の狭い思いをしているという意味合いが強くなりますので、「偉そう」という意味で考えたほうがよりニュアンスとして正確ではないでしょうか。
そして威厳という言葉は、主に男性に使われます。なかなか威厳という言葉を女性に対して使うことはありません。
次項では、威厳を持っている人の特徴について解説していきたいと思います。
威厳を持っている人の特徴!
ここからは、威厳を持っている人の特徴を解説していきたいと思います。身近にいる威厳のある人はどうだったか、思い返しながら読んでみてはいかがでしょうか。
ヒゲが目立ち、眼光が鋭い
ヒゲを生やしていない人よりは、ヒゲを生やしている人の方が威厳のある顔つきに見えます。
歴史上の有名な人物達も、ほとんどが立派なヒゲを生やしていますよね。日本においても世界においても、ヒゲは威厳を持っているように見せるうえでとても重要な要素なのです。
また、目力もとても重要ですね。目が細くぼんやりしているように見える人よりも、目を見開いていてくわっとした表情をしている人の方が威厳を感じさせるのではないでしょうか。
手っ取り早く威厳があるように自分を見せたいという方は、まずヒゲをのばしてみてはいかがでしょうか。しかし、ただ伸しているだけではいけません。特に顎髭は、若いうち(50代程度まで)から伸していてもあまり格好良くありません。口髭をのばして整えることをおすすめします。
やや太っている体型だと、威厳を感じさせることが多い
痩せている人よりも、むしろ太っている人の方が威厳を感じさせる場合は多いでしょう。ただし、太さにもある程度限度があります。
身長は、太っているのであれば多少小さくても威厳を感じさせることはできるでしょう。反対に、痩せているのであれば身長は180以上欲しいところですね。
要は、縦に長いか横に広いかといったことで、人よりも大きく自分を見せることができるというわけです。
そして堂々とした顔つきをして、何事にも動じずに落ち着いて対処することができれば、その人は威厳を感じさせる人物となるでしょう。
見かけは大事ですが、行動からも威厳を感じさせることが大事ですね。
ある程度歳を取っている
10代や20代から威厳を感じさせる人物になることは、まずできません。30代でも厳しいことが考えられます。
威厳を感じさせることができるのは、最低でも40代半ば以上ですね。そしてそれは、実際の年齢ではなく外見の年齢です。
40代でもなかなか威厳のある人というものは少ないもので、実際は50代や60代以上でなければ威厳を感じさせることは難しいでしょう。
そして実際に自分の住んでいる地域を歩いてみれば、なかなか歳を取った人であっても威厳を感じさせるような人物は少ないことに気づかされるのではないでしょうか。
それほど威厳を持つことは難しいため、威厳のある人というものは尊敬したくなるものなのです。
身だしなみがきちんとしている
ボロボロの羽織であっても人によっては一周して達人のような威厳を感じさせることがあるかもしれませんが、基本的には身だしなみが整っている人の方が威厳を感じさせます。
着物を着ていると、特に立派に見えますね。スーツであっても、着崩さなければ十分威厳を感じさせることはできます。