我々人間がいつかどこかで必ず直面する問題があります。それは、愛とは何か?ということです。
愛について、人間はどこかで必ず悩むことになります。もはやその答えはないといっても過言ではありません。
この記事では、人によって異なる「愛とは何か」という考え方をまとめました。
愛について悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んで色々な考え方をチェックしてみてくださいね。
愛はお金では買えない
何かと色々な場所で議論される「愛はお金で買えるのか」問題。この世で唯一、お金で買えないものは愛であるということはよく言われますよね。
しかしその際にどうしても考えてしまうのは、「お金をいくらでもくれるその相手は素晴らしい」ということで結局愛が芽生えるケースはいくらでもあるのではないかということです。
この場合はお金で愛を買ったわけではなくお金を使った結果愛が芽生えるということなのでまた別の問題ということになるのでしょうか。
いくらでも自分のために大枚をはたいてくれるそのひたむきな(?)心に打たれてすきになるということになりますね。
愛でお金を買うということは、お金を手渡したとたんに相手が自分を心から好きになるということでしょう。それを踏まえて考えると、たしかに愛はお金では買えないということになります。
愛はお金では買えないもの。たしかに、そうかもしれません。
愛は誰かのために生きること
愛は自分のためでなく、相手が中心に存在するものである。その相手のために一生を捧げても良いと考えられる感情が愛であるということです。
一度きりの人生において、心から相手に自分の生活を捧げられるような相手にはなかなか巡り会えないものですよね。だからこそ、愛は尊いということでしょう。
せっかくの人生ですので、基本的には誰でも自分のために生きたいものです。そこを人のために生きてしまうことを覚悟できるほどに、愛というものは大きな存在なのですね。
愛はためらわないこと
昔のテレビ番組の主題歌において毎回歌われていた「ためらわないことさ」。
これはどういうことであるか、考えてみましょう。
愛というものは自分の感情がオープンになっている状態。しかし例えば恋愛において、感情を相手に出す前からも愛はありますよね。
つまり自分の中で感情がとどまっているうちは愛ではなくただの「恋」ということでしょう。これならば納得です。
この歌詞はヒーローもののテーマ曲のものなので、歌詞の内容としてはどちらかというと男女の愛ではなく人類愛を歌っていると考えられます。
つまり、ためらわずに危険の中に飛び込んでいく主人公の行動が地球人への「愛」ということですね。
愛はカッコわるい
こちらもアニメの主題歌で毎回歌われていたものです。
愛というものは自分たちの感情を隠さずにぶつけていくものであるため、けっしてカッコいいものではないということですね。
愛を表現していく日々の中では様々な喜びもあれば悲しみや怒りも芽生えてくるものです。しかし、それはそれとしてどの感情にも愛が根底にあるものです。
カッコわるい部分も受け入れられれば、愛はより強固なものになっていくでしょう。
愛のためなら死ねるというほど重いもの
愛は基本的に人間の感情の中で一番と言ってもいいくらい重いものであるという考え方があります。
なにしろ、愛のためなら死ねるという言葉までありますよね。その愛は誰か一人に向けてのものかもしれませんし、不特定多数の人類への大きな愛かもしれません。
自分の愛する人々のために散っていった人は地球の人類の歴史においても数多く存在しています。現在進行形で増えていっていると言っても良いでしょう。
愛に生き、愛に死ぬのが人間の人生です。極端に言えば愛に生きない人間はもはや人ではないと言っても過言ではありません。
ただし、愛の対象は人それぞれ。それがゲームやアニメの美少女・イケメンでも問題ありませんし、自分の大好きな趣味に愛を捧げることだってあるでしょう。
ジャンルを問わず、人間は愛のために生きて愛に死んでいくのです。
愛は他人ではなくむしろ自分のためにある
結局のところ、誰かのために生きて誰かのために死ぬのも相手がそれを望んだからではなく、自分がそれでいいと考えたからですよね。
正直、愛のために死ね!と相手に言われたらむしろ死にたくなくなる人も多いでしょう。
愛は誰かのために生きたい、死んでもいい。という、「自分の思い」によって成り立っているもの。つまり、最終終着点は自分のためといっても過言ではないのです。
何しろ行動を起こすのは自分ですので、自分で納得しなければ愛の行動を取ることはできません。
自分の行動を決めるのは愛ですが、その愛は自分が生み出したもの。結局、愛は自分を正当化するための、自分のためにある存在とも考えられるということですね。