世の中には、当然ながら貧富の差というものが多かれ少なかれ存在していますよね。
この記事では、貧乏とお金持ちについての話題を展開していきたいと思います。
そもそも、貧乏と金持ちの基準とは一体なんでしょうか。
どこからどこまでが貧乏であり、金持ちはどういったレベルからなのか、気になりますよね。
それでは、さっそく貧乏と金持ちの基準や、違いについて迫っていきたいと思います。
目次
貧乏はだいたい年収が200万円台前半よりも下回っている場合
そもそも貧乏というものには具体的に決められた基準が存在しないのですが、とりあえずは年収が250万円を下回っていればなかなかの貧乏ではないでしょうか。
しかし、一人暮らしであればこれでも特に暮らしていけないということはないでしょう。
250万円ならば1ヶ月に20万円ですので、税金や年金、食費や公共料金に加えて家賃も払ったとしても少しは手元に残りますよね。
ところが、2人暮らしや子供も入れて3人以上となってくるとこの額では生活が非常に厳しいものとなることが予想されます。
こうなってくると両親共働きは避けられませんし、それでも結構な厳しさとなるでしょう。
なかなか娯楽にお金を使うこともできません。
具体的な金額はさておき、家族で暮らしていて給料日前には手元に何も残らないような状況ならばそれはかなりの貧乏です。
貯金もないのであれば、生活はなかなかの厳しさとなるでしょう。
金持ちの基準はだいたい年収が2000万円以上
人々の年収というものは大小あり、かなりばらつきがあるものです。
感覚的には、1000万円以上の年収があればそれなりのお金持ちというイメージがありますよね。
しかし、実際はそうとは限りません。
会社で働いていれば、ある程度出世すると年収は挙がっていくものです。
しかし、多くの場合はそれと同時に結婚や育児であったり、あるいは家を購入したりといったことによって出費も一気に増えていってしまいます。
そのため、とりあえず年収については2000万円以上も貰っていればお金持ちであると言えないこともありませんが、出費がかさみ手元にあまり残らず貯蓄がないのであればお金持ちとはとても言えません。
色々な点を考慮して考えると、貯蓄が1000万円以上あって生活に余裕がある年収が2000万円以上の人はなかなかのお金持ちと言えるのではないでしょうか。
貧乏と金持ちの最大の違いは”余裕”
貧乏とお金持ちの一番の違いは、生活に対して余裕があるかどうかです。
極端な話、お金を持っていても余裕を持って楽しく生活できていなければそれは本当のお金持ちではありません。
逆に年収の額が少なかったとしても、とくに不満なく楽しく生きていけているのであればそれはお金持ちと変わりありません。
余裕を持って生活していきたいものですが、現実的にはなかなか生活に余裕を感じられることはありませんよね。
だからこそ、余裕を持って暮らしているように見える周りの人々を羨ましく思ってしまうのでしょう。
貧乏に育つと結果的に性格がゆがんでしまうことも
子供は貧乏暮らしを余儀なくされるとなにかと我慢することが多くなり、周りが羨ましく思えてしまうものです。
それが続いた結果として非行に走ってしまうというケースも多々あります。
反対に、お金持ちに生まれて育った子供には心の余裕が生まれやすいため、明るく元気で愛される人間に育つことが多めです。
100%の人がこれらに当てはまるということはありませんが、たしかに納得はできるのではないでしょうか。
総合的には金持ちの方がやっぱり幸せ
結論としては、幸せなのはお金持ちです。
しかし、これまでに述べたとおり幸せなお金持ちの基準は年収ではありません。
お金を持っていることで心に余裕が生まれ、様々なことを心から楽しめるような気持ちを持っているのであれば、それは幸せということです。
貧乏であっても、心に余裕があって楽しい生活を送れているのであれば幸せですので、場合によっては貧乏でも幸せにはなれます。
しかし、総数としてはお金持ちの方がそういった余裕のある生活を送りやすいため、お金持ちの方が幸せであると結論づけることとなります。
こういった真のお金持ちと呼べる幸せな生活を送るのはとても難しいことです。
出費を抑えて貯蓄を増やせば幸せになれるかというと、そんなことはありません。
節約を行っている時点で行動に制限がかかっていますので、そんなことをしなければお金を貯められないという時点で、それでは一生お金持ちにはなれないでしょう。
真のお金持ちとして幸せに暮らせるかどうかは、生まれてきたときの運で決まるといっても過言ではありません。
宝くじで突然5億円を当てたとしても、そこからお金持ちとしての平穏かつ明るい生活に持っていくのには腕が必要です。
幸せな生活を、送りたいものですね。