声が高い男性は、世の中に少なからず存在します。声というものは、生まれ持っているものですので、自分の思ったような声に成長することはなかなかありません。
しかし、そうはいっても悩みは消えませんよね。
この記事を読んでいる方の中にも、自分の声に悩みがあるという方がいらっしゃるのではないでしょうか。低い分にはいいですが、声が普段から高いと辛いですよね。
声が高いことで悩んでいる方のために、この記事ではその原因と、声を低くする方法があるのかどうかということについて解説していきたいと思います。
目次
声が高くなってしまう原因
身長が低いと声が高くなるといわれている
現在声が高くて困っているという方の中に、身長も低いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
背が低いと声帯が短く、高ければ長くなるといわれています。
声帯が長くなるほど声が低くなるというもので、声の高さと身長の関係はファントの法則といわれています。
周りの人の声が高いと自分も高くなっていく
声が高くなってしまう原因の一つに、環境が挙げられます。
周りに高い声の人たちがたくさんいるという状況の場合は、自然に声が高くなってしまうのです。
片言寄りの外国人の人としゃべっていて、自分もつられてしまったということがありませんか?
感覚的には、それに近い理由です。
緊張すると声が高くなってしまうことがある
普段から声が高い人はこの理由ではないですが、人前で話すときに声が高くなってしまうのはこういった原因です。
緊張すると、声が高くなってしまう。確かに、そのような人はいますよね。
例えば会社の面接や学校の発表会でだけ極端に声がうわずってしまい、失敗してしまったという方もいらっしゃるでしょう。
ちなみに、口が小さくても声が高くなってしまうことがあります。
裏声で話してしまっている
これはあまりいないかもしれませんが、裏声としか思えないような高さの声の人はいます。
無意識に裏声を出してしまっているということはありませんか?そうである場合、低い声の出し方さえわかれば解決です。
変声期が来ないと感じる人は、他の第二次性徴が起っているかを確認
変声期を自覚できないまま大人になってしまうという人も、世の中にはそれなりにいます。
声変わりは、第二次性徴で見られる体の変化の一つです。
声変わり以外の第二次性徴がしっかり起っているのであれば、ほとんど変わらなかったというだけで声変わりは起きていることが想定されます。
もしも第二次性徴が一切起っていないのであれば、それは病気の可能性があります。
遅かれ早かれ来るというのが一般的な第二次性徴へのイメージですが、もしも不安である場合は内分泌科を受診することをおすすめします。受診した結果単に遅かっただけだった場合でも、それによって安心を得られます。
早めに気づくことによって適切な治療を受けることができ、第二次性徴の遅れをできるだけ周りに話されないようにできます。
あまり第二次性徴が来ないということに気づくタイミングが後れてしまうと、しっかりと治すのは困難となってしまいます。気をつけましょう
男性は声が高いと損をする
多くの女性は、男性の声の低さを魅力と感じます。テレビに出てくる「イケボ」の人も、多くが低いダンディーな声をしていますよね。
声の低さは、男性にとって大事なことです。声が低ければ大人らしさを相手に感じさせることができるため、仕事などで話をしていても相手によく聞いて貰えます。
また、友達としゃべっているのを周囲の人が聴いた場合、声が高いと下品に思われてしまいがちです。
このように、声の低さというものは人生においてとても大事なことなのです。
声を低くするには、ボイストレーニングが最適
声を低くする方法はあまりないため、探すことは大変です。医者などが治せるわけでもありませんので、唯一の方法と考えられるのはボイストレーニングです。
周りの音の高さで無意識に声が高くなってしまっているのであれば、低い声を出す練習をすればすぐに声は低くなっていくでしょう。
緊張すると声が高くなる人は、緊張をしないように特訓していけば解決です。
元々の声が高い人は、ボイストレーニングをしましょう。
高音のボイストレーニングに較べると、低音のボイストレーニングはやりやすいといわれています。
「犬式呼吸」という、犬のような激しい呼吸を真似することによるボイストレーニングが低音を出す練習にとても役立ちます。
なぜこれが効果的であるかというと、横隔膜が鍛えられて声を自由に出せるようになっていくためです。
声が自由に出せれば、普段の声もとても低くなります。
このボイストレーニングは1回30秒程度、これを2~5回程度繰り返すことによって、横隔膜が鍛えられていきます。
短い時間で行うことができるトレーニングですので、ぜひお試しください。