20代後半の男女はいわゆる「ゆとり世代」だと言われています。
教育方針もゆとりを大事にしていた世代でこの世代よりも少し下がった、20代前半になると、「さとり世代」だと言われます。
国の方針でこのような呼ばれ方をしてしまったので、若い世代には何も罪はありません。
しかし教育によって考え方なども全く変わってくるものだと感じることはあると思います。
最近の若者のの恋愛、そして仕事に対する考え方の特徴ってどうなのでしょうか?
目次
若い世代の恋愛傾向
まずは若者の恋愛に対する特徴から見ていきましょう。
傷つきたくない
人間誰しもできるだけ傷つきたくはないと思います。
しかし様々な出来事を経験して揉まれるというのは、とても大事な経験になります。
相手の気持ちを察して「こういう行動をしたらどう思うのかな?」と考えることもあると思います。
しかし今の若い世代はそういう「どう思うのかな?」と考えること自体が面倒になってしまい、だったらあまり人と関わらないほうがいい、と思ってしまう傾向があるようです。
それが恋愛をしない、必要性を感じないということに繋がります。
オレ様気質
傷付きたくはないと思いつつ、誰かと関わった場合には自分が一番でいたい。
だから恋愛に関しても自分が一番愛されている、と思っていたい。
他の異性には話しかけるな、関わるな、という思いを抱くようになります。
子どもの数が減ってきており、一人っ子が多い世代でもあるので、家族の中でも自分が一番、という育て方をされてきた人が多いのも事実です。
そうなると自分の思い通りに物事が動くと勘違いしてしまうのです。
束縛の強い恋愛になってしまいます。
興味がわかない
恋愛に対しても興味がわかず、異性に興味を持つと言えば、アニメの世界やアイドルという人が多い世代です。
子どもの頃からアニメも充実していましたし、アイドルも産出されてきた時代です。
物心が付いた時からすでに周りに理想とするアニメやアイドルがいて、その中で育ってきたので、実際の恋愛には興味を持つことが出来なくなっている傾向もあります。
これは男女ともに共通をして言えることでもあります。
若い世代の仕事に対する姿勢
では次は仕事に関しての若者の特徴について見ていきましょう。
嫌になれば辞めればいい
長く続けるということが出来なくなっている世代でもあるかもしれません。
一人っ子で甘やかされ、嫌なことはやらなくてもいいよ、と言われて育ってきた人が多いです。
また学校教育の上でも嫌いなことがあったら次に新しいことをやってみよう、という指導もあったようです。
1つのことにこだわらず、数をたくさんこなすことが称賛されてきた時代に学生時代を送ってきたということもあり、耐えることができなくなっているのです。
安定を考える
年金を払うことによって損をすることが確定している世代ということもあり、安心できる老後を送るためにはどうしたらいいのか、と考えるようになりました。
これは国の責任でもあります。
安定をした収入を得るためにはどういう仕事をしたらいいのか、就職活動を行う上でもかなり慎重になっています。
やりたいと思うことよりも収入を重視する傾向があります。
思い切ってチャレンジをする
安定を考える人もいるのですが、中には思い切った行動に出る人も多い世代です。
若いのに社長、ということもあります。
思いつきで後先考えずに行動をすることが多い世代なのかもしれません。
とにかくやってみよう、チャレンジをしてみようと思うことはいいことです。
周りの大人を見てこのままでは行けないとポジティブに考える人も多いです。
色々な人がいて当然なのですが、恋愛でも仕事でも「安定」を求めているということがあるかもしれません。
恋愛に関しては不安定になりたくないから恋愛をしない、仕事においては公務員など景気に左右されない仕事のほうがよい、とやりたいことよりも安定を目指す傾向があります。