「お口クチュクチュモンダミン」のCMでお馴染みのモンダミン。
CMを知っているけれど、実際に使ったことはないので購入するかどうかで迷っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、モンダミンの効果について解説していきたいと思います。
「お口クチュクチュ」と言っても、実際どのように使うのかはちょっとわかりづらいということもありますよね。正しい使用方法についても、詳しく紹介させていただきます。
目次
モンダミンは洗口液
モンダミンは、アース製薬が1987年に販売を開始した洗口液です。
洗口液とは、口臭を抑える、そして虫歯の予防といった効果を持つものです。
元々アメリカで同様の洗口液が売れていたことを、アース製薬の社長が知ったことがきっかけとなって、モンダミンは日本で販売されることとなりました。
モンダミンは、日本における洗口液の市場ではダントツの人気となっています。たしかに、モンダミンという商品を聞いたことがないという人はほとんどいないでしょう。
味はペパーミントを基本としていますが、子ども向けにぶどうやいちご味のものも販売されています。また、このほかにも様々な種類があり、それぞれ効果が少し異なっています。
なおモンダミンはアルコールを含んでいるため、アルコールに弱い人は注意が必要です。
例えばモンダミンを使用した直後に車に乗って数分程度で検問での調査が行われた場合、酒気帯び運転の判定を受ける可能性があります。その点についても気をつけましょう。
公式には、10分以上経てばアルコールの検出はされなくなるとされています。
モンダミンにはTPPが配合されている
モンダミンには、TPP(トリポリリン酸)が配合されています。これは、汚れ洗浄を補助する成分とされています。
さらに、歯磨き粉などによく使われているキシリトールも配合されています。そのため、虫歯予防にもモンダミンは強い効果があるというわけです。
そしてモンダミンには、通常のペパーミント味以外の場合だとまた別の成分も配合されています。
例えば「ストロングミント」の場合は、PEG(ポリエチレングリコール)が配合されています。この効果は、歯の大きな汚れを取り除くというものです。たばこを吸う人であれば、ヤニを取り除くことができます。
高級なモンダミンである「プレミアムケア」だと、セチルピリジニウム塩化物水和物、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムといった成分が含まれています。
通常の口臭や虫歯予防の他に、歯周炎や出血予防などの様々な効果が付加されています。
ちなみに、モンダミンには口の中への刺激が弱く抑えられている「モンダミン センシティブ」という種類もあります。
これは成分は通常のモンダミンと変わりませんが、pH6.7というpHバランスになっています。
モンダミンは口内炎ができてすぐであれば効果がある
モンダミンで口内炎が治るということを聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。
実際のところはどうかというと、モンダミンは口の中にキズがあると非常にしみるので、すでに口内炎ができて数日経っている状態ならば使用は控えた方がいいでしょう。
口内炎を手軽に素早く治すには、チョコラBBがおすすめです。3本セットを購入すれば、毎日1本飲んで飲み終わる頃には治ります。
しかし、まったくモンダミンに口内炎への効果がないわけではないと言われています。
口内炎ができたその日の夜、歯を磨いたらモンダミンを使って口をゆすぎましょう。そしてその後、1度水でうがいをすれば、効果があります。
できてしばらく経ってから同様のことをしても同じ効果は得られませんので、注意しましょう。
モンダミンの正しい使い方:歯磨きの後に使う
モンダミンを使用するにあたって一番気になることは、歯を磨いてから行うのかどうかということですよね。
この答えは、歯磨き後です。
歯磨きの後にモンダミンを使った方が、効果の持続する時間が長くなります。
ただし、絶対に歯磨きの後にしか使用してはいけないということはありません。口内の洗浄の効果があるモンダミンですので、使いたいと思ったときは使ってしまって問題ありません。
モンダミンで口をゆすぐ時間は20秒
モンダミンは、1回につき10~20ミリリットルを使用します。この分量を口に入れたら、20秒程度口をすすいで(CMの「お口クチュクチュ」はこの動作のことです)はき出しましょう。
まだ購入したことがない方は分量をどうやって量るのか不安があるかもしれません。基本的には、軽量用のカップがフタとして付属しています。
そして、モンダミンの使用後は水などでうがいをする必要は全くありません。むしろ、うがいをすることによって効果がそがれてしまいます。
前述した口内炎の対処法としての使用以外では、モンダミンを使った後に水などでのうがいをする必要はありません。