いわゆるナッツ系の食材であるピスタチオ。お店などで食べたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、名前はよく聞くけれど食べたことがないという方も多いでしょう。そこで、この記事ではピスタチオに関する情報を紹介したいと思います。
ピスタチオは世界各国で生産されている
ピスタチオの元々の原産地は地中海沿岸と言われています。しかし、現在はアメリカや中国、イランなどでたくさん生産されています。
現在はイランが生産量一位となっています。乾燥した土地で育てるという特徴があり、塩害があったとしてもその土地で育てることが可能です。
ただし、日光によく当てることと排水が育てていくうえでは重要です。
ピスタチオとしてスーパーなどで売られているものは、木から取れる種子です。木は10メートル程度にまで大きくなります。
日本では土地などが栽培に適していないため、ほとんど栽培は行われていません。そのため、日本で見られるピスタチオは基本的に輸入されたものとなります。
ピスタチオの魅力は様々
ピスタチオはクッキーなどのお菓子の材料として使われたり、そのまま食べられたりします。日本でもよく売られており、人々にはおいしく食べられています。
ピスタチオクリームという製品をご存知でしょうか。これはピスタチオをクリーム状にしたもので、比較的高級なナッツクリームです。これは自分で作ることも可能です。
売っているピスタチオの中には、塩味などの味がつけられているものもありますが、そのままで売られているものもあります。
ピスタチオの通常の味は説明しづらいのですが、簡単に言えば濃い味のナッツです。酸味の強いピーナッツ味といった表現がされることもあります。
ピスタチオには栄養があります。カリウムやビタミンB1、βカロテンなどが含まれており、ピスタチオを食べることによって疲労回復や血圧の上昇の予防、そして便秘の甲斐性などの様々な効果を得ることができます。
そのため、おやつやおつまみとしてピスタチオを食べれば、いい効果が期待できます。健康のためにピスタチオを食べるのも、アリですね。
ピスタチオの殻は剥いて食べるのが正解
ピスタチオには薄皮と殻があります。この皮や殻をそのまま食べるのか、剥いて食べればいいのかがいまいちよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。
まず殻についてですが、これは剥いて食べるのが正解です。ピスタチオの殻は非常に固いので、そのまま食べるのは困難です。
薄皮については、どちらでも問題はありません。身体に害はなく、皮にも味がついていますので、基本的にはそのまま食べてしまって問題はないでしょう。
なぜ食べられない殻がついた状態で売られているかというと、一説では殻を外した状態では見た目があまりよろしくないためと言われています。
たしかに、殻を外すと緑色ですこし不格好な状態になってしまいますよね。
ピスタチオの殻の割り方
そのような理由もあってか基本的に殻に入ったまま売られているピスタチオ。しかしこの殻が硬いものが混じっており、なかなか割ることができないということがあります。
しかし、実はこれを簡単に割る方法があります。
まずは、割れている殻の半分を用意し、割れない殻の隙間にはさみこみましょう。そして一気に横にひねれば、割れない殻も高確率で割ることができますよ。
ピスタチオは生で食べることも可能
ピスタチオは生で売られている場合もあれば、ロースト済みの状態で売られている場合もあります。
生で食べることも問題ありませんし、ポリフェノールが多く含まれているという利点があります。
ピスタチオ料理の例
最後に、ピスタチオ料理の具体的な例を紹介します。
まずはピスタチオ入りのケーキです。ケーキに豆を入れることに馴染みがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、ピスタチオはケーキに入れることがよく行われています。
そのまま入れるよりも、ピスタチオをペースト状にしたり、パウダーにしたりといった方法で用いられる場合が多いのが特徴です。
ピスタチオを加工して使用する場合の他の例は、ピスタチオバターです。ピスタチオ数粒とバターをひたすらに混ぜることによって完成します。これは蜂蜜や砂糖を混ぜることで風味を変えることもできます。
ピスタチオクリームと同様に、パンなどに塗って食べることができます。ぜひ、お試しください。
この他には、近年日本でも流行っているマカロンにも、すりつぶしたピスタチオを入れることが可能です。
ピスタチオをそのまま使う料理では、例えばパスタの具としての使用方法があります。パスタの麺とピスタチオの歯ごたえの違いなどもあって、おいしく食べられるでしょう。
クッキーやアイスクリームの場合も、そのままピスタチオを入れることによって十分美味しく食べることができます。いいアクセントとなるでしょう。