人間社会に暮らしていると、様々な矛盾が立ちはだかってきますよね。そしてそれらのほとんどは、自分ではとても変えられないシステムとなっています。
この記事では、ネット上で日夜たくさんの人々が嘆いている世の中の矛盾について紹介していきたいと思います。
おかしいと思っているのは自分だけ?と疑問に思っている矛盾がある方は、この記事を見て一人ではないということを確認していただければ幸いです。
やがて疑問を持つ人数が増えていけば、もしかしたらその矛盾は改革が行われるかもしれませんよ。
いつまで経っても終わらない節電
2011年の震災の後に、節電が各地で行われました。
首都圏では計画停電が行われるなど、非常に大規模な節電模様が展開されました。
しかし計画停電はあっさり終了し、それ以降は夏場のクーラーの使いすぎなどに注意が喚起されることがたまにあったというくらいで、2016年現在とくに節電については騒がれる様子はありません。
ところが、思い返してみてください。現在もたくさんの場所で節電が行われていますよね。
とくに東北から関東にかけて、スーパーのトイレにいってみると、まだまだハンドドライヤーが「節電」の名目で止まっている場所があります。
また、入り口が2~3カ所程度ある書店やスーパーなどのお店では一番大きな入り口を節電の名目で閉鎖したままの場所もあります。
これは日本のための節電というわけではなく、単に電気代を節約したいというお店側の都合なのではないでしょうか。
炎上という最近のネットのムーブメント
「炎上」したという経験をお持ちの方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、芸能人などの著名な方々は多くの人がTwitterやブログでの発言をきっかけに炎上しています。
一昔前は反社会的な行動をしていることや度を過ぎた問題発言が原因で炎上が巻き起こっていることがほとんどでした。
しかし、ここ数年の間はもはやただの揚げ足取りにしかなっていないような炎上もたくさん見受けられますよね。
また、ネットニュースやまとめサイトでは、それほど「炎上」していないことに対しても炎上扱いにして拡散し、それによって本当に炎上させるということも度々行われています。
大衆と反対の意見を言うだけで、炎上は発生してしまいます。著名人ならば、映画の感想として「個人的には楽しめなかった」と書き込んだり、テレビなどで発言したりするだけでもあっという間に炎上します。
炎上のハードルが低くなっているため、もはや「炎上」そのものに疑問を感じている方も少なくありません。
昔と較べてネットを使う人数が大幅に増えた結果、発言への責任がテレビと同等かそれ以上となってしまっています。
もちろん発言に責任を持つことは大事ですし、あまり不特定多数の人を怒らせる可能性のある発言は控えるべきですが、揚げ足取りばかりが行われる炎上ムーブメントは難儀な物ですね。
就職というハードル
就職難ということが近年言われていますが、その一方で働き手が足りないということも言われています。また、少子化も話題となっていますよね。
働き手が足りないのであれば全員就職できても良いはずなのに、実際は多くの会社が人数を絞っているのでそうはいきません。
調べてみた人は知っているかもしれませんが、実は働き手が足りない業種は偏っています。例えば建設業や介護などの仕事は、人数が足りないと言われています。
しかし、就職活動をする側としては、それらの仕事の賃金は非常に低いため眼中にありません。
結果として職がない人は増え、働き手が必要な事業は崩壊していってしまうのです。これは困ったことですね。
学生時代の様々な不満
性格や行動に問題がある人ほど、なぜか世渡り上手です。真面目で失敗している人たちの嘆きは、日夜ネット上で見受けられます。
学生時代、あるいは現在学生である方々。いつも宿題を写しに来る相手がなぜかテストでは自分より成績が良いということがありませんでしたか?
そしてその人が最終的に自分よりも頭の良い高校、大学に合格していたということがあったという人もいらっしゃるでしょう。
不良だった同級生達は成功しているのに、模範生だった自分は大学に落ちたり就職に失敗したりしていて悔しい思いをしている方がたくさんいます。
また、性格や素行とは別の問題ですが、やたらに「公欠」で休んでいるのに最終的に皆勤賞扱いになっている人に納得がいかないということがありませんでしたか?
もちろん部活は悪いことではありませんが、出席日数が明らかに自分よりも少ないのに皆勤賞という人には納得がいきませんよね。
商品名のちょっとした矛盾
最後に、軽めの世の中の矛盾を紹介します。スーパーなどに行くと、度々矛盾したネーミングの商品が売られていますよね。
例えば「白いブラックサンダー」のようなものです。これらは狙って付けられたものや無意識と思われる物までさまざまですが、ちょっと気になります。