固定電話に電話をかけたら、なぜか繋がらなかったという経験がありませんか?
そして、繋がらない時の音には種類があると感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実は、その音でなぜ繋がらないのかをある程度判断することもできます。
原因はそれだけではなく、電話機や回線への異常も考えられます。
この記事では、固定電話(自宅電話)が繋がらない原因について徹底解剖したいと思います。固定電話をお持ちの方や、かける機会が多いという方は要チェックです。
目次
「プープープー」という音は話し中のサイン
固定電話で電話をかけて、相手に繋がらない時に受話器から聞こえる「プープープー」という音は、相手がそのタイミングで既に電話を使用して誰かと話をしているという合図です。
文字ではとても説明しづらいですが、この「プープープー」という音は、短めに「プー」という音が繰り返されるようなものです。
電話中ということであるため、後でかけ直せば基本的にはちゃんと繋がります。電話が壊れてしまっているわけではないので、安心です。
何度かけても電話中になっている場合は、よほどタイミングが悪いということになります。
「ツーツーツー」という音は、相手に拒否されているかも
知り合いに電話をかけて「ツーツーツー」という音がした場合、ナンバーディスプレイを契約した電話機によって着信拒否の設定がされてしまっているかもしれません。
同様に説明しづらいのですが、話し中の「プープープー」という音よりも長めの音となっています。
このパターンの一つの見分け方としては、100%こうなるわけではないのですが、一度繋がったような「ガチャッ」という音が聞こえたのになぜか繋がらないという場合は着信拒否の可能性が高いです。
この場合は、相手に連絡するのは諦めることも考えましょう。拒否されているということは、意識していなかったとしてもその相手と何らかのトラブルを起こしているということです。
電話機か電話回線そのものの不具合の可能性を確かめよう
「プープープー」「ツーツーツー」といった音さえもしないという場合は、電話機に問題があるか電話回線になんらかの障害が発生している可能性があります。
ADSL回線のインターネットを契約してそちらがしっかり動いている場合でも、固定電話と回線が別に引かれていて、そちらが壊れているかもしれません。
電話機が壊れているかどうかは、受話器をとった時に「ツーーーー」という長い音が聞こえているかどうかでわかります。
この音が聞こえた場合は、回線がしっかりと繋がっています。
ただし、電話機が一見ちゃんと動いていたとしても、内部のどこかがおかしくなっている可能性はあります。
「ツーーーー」という音がしなかった場合、もしかしたら電話線が壊れてしまっていて、それを交換したら聞こえるようになるという場合もあります。家に電話線の予備がある場合は、試してみましょう。
回線や電話機が壊れていると感じた場合は電話会社に相談しよう
原因がまったくわからない場合は、まずは、電話会社に問い合わせてみることをオススメします。
電話会社への連絡方法は基本的にフリーダイヤルとなっていますので、スマートフォンなどを利用して電話をしてみましょう。やり取りの末、場合によっては後日自宅に訪問という形となります。
診断の結果回線が壊れていた場合は、その修理が訪問時に行われるかもしれません。
IP電話が繋がらない場合はモデムの不具合かも
インターネットの回線を利用するIP電話は、近年浸透しつつあります。家庭で利用しているという方もいらっしゃるでしょう。
月額料金が安く、さらに電話料金自体も安いIP電話。さらに同じ会社ならば無料通話が行えるということもあります。なかなか便利なサービスですよね。
IP電話が繋がらなくなってしまったという場合にまず考えられるのは、インターネット回線の異常です。
電話機に繋がっているモデムがしっかりとインターネットに繋がっていなければ、電話をかけたり相手からの電話を着信したりといったことを行うことができません。
あるいは、接続に使用するLANケーブルの異常ということも考えられます。
こちらも、詳しく原因を知ることができなかった場合は契約している会社に聞いてみることをオススメします。
また、ひかり電話等の場合は電話機をバージョンアップすれば繋がる可能性もあります。
スマートフォンやパソコンのように、内部の機械のデータを更新することで最適化が行われ、不具合も改善されます。
携帯電話が繋がらない場合は様々な原因が考えられる
携帯電話で電話をかけようとして繋がらなかったという場合も、たくさんの原因があります。
まずは相手に着信拒否されているということです。また、相手が携帯電話で料金を滞納していて電話ができないという場合も相手に繋がりません。
また、ありがちな原因として自分が圏外にいることも考えられます。スマホや携帯電話の画面を確認してみましょう。