一人暮らしでも家族と暮らしていても、定期的にカレーを食べるという方は、とても多いのではないでしょうか。
カレーは野菜やお肉などの具が沢山入っていて、手作りでもレトルトでも簡単に、いつでも美味しく食べられます。
また、外食でランチにカレーを食べるということもありますよね。
ところで、みなさんはどのようにしてカレーを食べていますか?
この記事では、カレーの食べ方のマナーについて解説しています。
日々のなかで、カレーの食べ方について考えたことはあまりないかもしれませんが、これを機会に食事マナーについて振り返ってみてはいかがでしょうか。
カレーを混ぜて食べるのはマナー違反?
お店で食べるカレーは、基本的にルーとご飯が分かれていますよね。
はたしてルーとご飯は、混ぜて食べてもいいものなのでしょうか。
カレーではなく、ハヤシライスやビーフシチューの場合においても気になります。
カレーやハヤシライスの正しい食べ方とは?
カレーの食べ方については、様々な議論がかわされています。
ですが最終的には各々の判断によって決めるしかない、という結論にいたるようです。
しかし、それではこの問題の解決にはなりませんよね。そこで、「カレーを混ぜること」について、改めて考えてみたいと思います。
カレーを混ぜることによるメリットは、ご飯とルーがバランスよく絡み合っておいしさがアップすることです。
反対に混ぜることによって生じるデメリットは、ぐちゃぐちゃになって見た目があまりよくない状態になってしまうことです。
このために人前でカレーを食べる際にルーとご飯を混ぜてはいけないという話があるのでしょう。
マナーが存在しないとなると、その場での判断が重要となってきます。
例えば、自分よりも目上の相手がルーとご飯を混ぜていた場合は、同じように混ぜても問題ないでしょう。しかし、相手が混ぜていない場合は、自分がぐちゃぐちゃに混ぜている光景を見て不快な思いをさせてしまうかもしれません。
ですが、いちいち相手の様子を伺ってからカレーを混ぜるなんて手間でしかありませんよね。また相手よりも先に自分に料理が配られた場合は、困ってしまうでしょう。
よって、結論としては誰かとカレーを食べる時はご飯とルーを混ぜないで食べることが一番無難な選択となります。混ぜたことで不快に思う人はいても、相手がカレーのご飯とルーを混ぜない場面に際して不快に思う人などいないでしょうからね。
ハヤシライスやビーフシチューでも同様に、誰かと食事をとる際は、混ぜずに食べることがベストな選択です。
パスタのような麺類の場合の食べ方は?
次に、パスタについて考えてみましょう。
パスタの場合は、カレーよりも誰かといっしょに外で食べる機会が多いと思います。そこで、ここからはミートソースなどのソースがかけられたパスタを混ぜることの是非について考えてみましょう。
パスタの正しい食べ方とは?
パスタは、お店によって既に混ざった状態で提供される場合と、そのままのパスタの上にミートソース等がかたまりとして乗っている場合がありますよね。
前者の場合は問題なくそのまま食べられますが、後者の場合は混ぜたくなるのが心情です。
お店によっては既に混ざっている場合もあるということは、混ぜること自体は正しい食べ方であると考えられます。しかし、これで安心して混ぜてもいいと思えるかというと、まだ少し勇気が必要ですよね。
カレーの場合は混ぜることを良しとしない人が少なからずいることが明らかです。カレーを混ぜることに抵抗がある人は、混ざった見た目の悪さを指摘していました。
つまり、混ざったパスタにも同じように感じる人がいる可能性があります。
そこで提唱したい食べ方は、相手に混ぜていると悟られないように混ぜながら食べることです。パスタをフォークで掴む際に、上にあるかたまりのミートソースが少し混ざるようにしながら口に運べば、違和感なく食べることができるでしょう。
カレーもパスタも、普段食べる機会は多くても「食べ方」について考えることは少ないかもしれません。今後誰かと食事する機会があったら、この「マナー」について思い出してみてはいかがでしょうか。