立ち上がった時に、寝起きに、何気ない場面で突然めまいに襲われる、なんてことを経験したことのある人は多いでしょう。
めまいのいうものは、様々な原因で起こります。
寝不足、疲れ、ストレス、または風邪などで体調を崩している時にも起こすことがあります。
薬の副作用でも起こる場合があるので注意が必要です。
さて、このめまい。
実は、そのほとんどは特に心配のいらないものです。
しかし、中には、病気が原因のものも含まれています。
今回は、そんな病気由来のめまいについて調べてみました。
めまいをおこす原因は?
まず、めまいとはかなりの人が経験したことがある症状で、必ずしも病気が隠れているとは言えません。
ぐるぐるするような回転性のめまい、フワフワするような動揺性めまい、一瞬意識が遠のくようなめまい、など様々な種類があります。
特に多い原因は、疲れやストレス、寝不足などです。
最近、思うように体を休めていないと言う人は、ゆっくりとお風呂にでもつかって、ぐっすりと眠ってみましょう。
眠れない場合は、ゆったりとした音楽を聞きながら目を瞑っているだけでも、朝すっきりと目覚められることがあります。
また、このようなことが原因のめまいにも、吐き気は起こります。
ずっとふらふらとしているので、乗り物酔いに似たような症状が起こるのです。
しかし、中には病気由来のものもある事は確かです。
自分の症状と照らし合わせながらみて行きましょう。
メニエール病
めまいが起こるという病気で、一番最初に思いつくのがこのメニエール病です。
突然激しいめまいと耳鳴りに襲われて1・2時間するとこれが治ります。
そこまで頻繁にふらふらとめまいがし続けているものではありませんので、発作のようにめまいが起きる病気です。
原因は耳にありますので、心当たりがある場合は耳鼻科を受診しましょう。
脳貧血
貧血でめまいがする、というのは良くある話です。
症状としては、めまいはもちろん、吐き気や冷や汗、顔がほてったりすることもあるようです。
疲れやすくすぐ居眠りをしてしまう人、階段の上り下りですぐに息を切らせてしまう人、などはこの脳貧血の可能性があります。
慢性的に酷い場合は、まずは内科や罹り付けの医師などに相談して見ましょう。
突発性難聴
耳がつまる感じがしたり、耳鳴りなどの症状が突然起こります。
耳の近くで大きな音を立てられた事、などが原因で発症する人も多いようです。
ぐるぐるとしためまいも特徴の一つです。
治療に時間がかかる病気ですので、おかしいな?と思ったらすぐに耳鼻科を受診しましょう。
体の中の水分が多い
体の中の水分量が多いと、ふわふわとしためまいが起こることがあります。
これには腹痛を伴うのが大きな特徴です。
喉が渇いたと思い水を飲みますが、消化機能が低下した状態であるために、細胞内にうまくとりこまれず血液が薄まっていきます。
これが続くと、様々な全身症状が出てきて、緑内障や肺炎のリスクも高まります。
喉が異常に乾いたり、何かおかしいと思ったら病院へ相談に行きましょう。
罹り付けの病院や、内科医で良いでしょう。
めまいを起こした時どうすればいい?
歩いていて突然めまいを起こしたら、そのままでいると怪我などの原因になる可能性もあります。
では、どのように対処すれば良いのでしょうか。
- その場で制止する。座る事ができれば座る。
- 光や音を遮断する。
まずはこれらのことで様子をみましょう。
ひどいめまいが長時間続く時は、そのまま病院へ行った方が良いでしょう。
まずは体を休めて、慢性的に続くようなら病院へ
いかがでしたか?
めまいというのは、ちょっとしたことで誰にでも起こるものです。
過度に心配する必要はありません。
しかし、だからと言って必ず放っておいて良いわけでもないのです。
慢性的に続く、体がとても辛い、日常生活に支障が出てきた、こんな場合はすぐに病院へ行った方が良いでしょう。
何か、大きな原因が隠れている可能性もあるのです。