なんか臭いにおいがするけど何が匂っているのか分からなくて考えていたら、原因は自分の鼻の中の匂いだったという時ありませんか?
周りの人にもクサイと思われていないか気になりますよね。
鼻の中が臭くなる原因は色々ありますが、どこから臭うかで原因が違うそうです。
そこで、鼻が臭う原因と対処法をご紹介したいと思います。
鼻の横が臭い
角栓とは皮脂と毛穴の中で剥がれた角質の断片が混ざり、酸化し固くなったものです。
いわゆる、毛穴のぽつぽつですね。
酸化が進むと脂臭い酸化臭を生み出すので、酸っぱいような脂臭いにおいがします。
対処法は、クレンジングをして洗顔をすることで詰まった汚れが落ちやすくなります。
毛穴パックなども効果があります。
洗顔後は収れん化粧水で毛穴を引き締め、保湿をすると毛穴が小さくなり、汚れが詰まりにくくなります。
鼻の下が臭う
鼻の下が臭う場合は、鼻の中に皮脂が溜まっている時、鼻の下がツーンと臭くなります。
鼻毛の毛穴というのは意外と大きく、皮脂も多いため皮脂がたまりやすいので注意が必要ですね。
対処法は、“鼻の中を洗うこと”。
洗顔する時に花の中を洗ったり、花粉症対策に使われている鼻うがいで洗浄すると効果的です。
鼻の中の奥が臭い
鼻の奥が臭う時は、鼻の奥にある副鼻腔が炎症を起こしている事で発症する“副鼻腔炎”や副鼻腔炎が化膿して膿がたまった状態の“蓄膿症”になっている事が多いです。
蓄膿症は強い臭いがあるので、周囲の人にも気づかれる事が多いです。
蓄膿症はアレルギーからくるものや、ウイルスや細菌からくるものがあり、いずれも根本的なものを治さないと、一時的に臭いが緩和するだけでまたすぐ元に戻ります。
対処法としては、副鼻腔炎も蓄膿症も鼻うがいが有効とされていますが、根本的なものを治療しないといけないので、耳鼻科を受診した方がよいでしょう。
抗生剤などで菌を殺し炎症を落ち着かせ、副鼻腔の状態を落ち着かせながら、鼻うがいで洗浄する事が一番の対処法だと思います。
特に蓄膿症は自然には完治しにくいので、耳鼻科の受診を強く勧めます。
内臓からくる臭い
直接鼻が悪い訳ではなく、胃や内臓関係が悪くて臭いを感じる場合もあります。
内臓が悪い時は胃を通してげっぷが出たりして臭いにおいが口から鼻へ通って行き、鼻が臭いと感じる場合もあります。
対処法は病気によって違いますが、内臓からの臭いは蓄膿症などの臭いとは違うので気がつきやすいと思います。
鼻の臭いを出にくくするために
鼻の病気は、風邪やインフルエンザなどの延長からなるものや、アレルギーからくるものがあります。
鼻の皮脂がつまりやすいのは脂っこいものやインスタント食品など食べていると起こりやすくなります。
風邪をひかないような強い体を作るためには普段の食生活や生活習慣がとても重要です。
また、野菜をたくさん食べたりすることで皮脂の過剰分泌を抑える事が出来ます。
バランスの良い食事と、規則的な生活習慣であなたの体質はかなり変わってくると思いますので、ぜひ心がけたいものです。
市販の薬の選び方
風邪からくる鼻炎の薬を選ぶ時は、総合感冒薬ではなく、鼻炎用の薬を選んでください。
なぜなら、総合感冒薬には風邪の全症状を抑えるために解熱剤なども入っており、菌を殺すための体の機能を封じ込めてしまうからです。
ですので、風邪も総合感冒薬を飲むと余計に長引くと言われています。
アレルギーからくる鼻炎の薬を選ぶ時は、眠気が来る事がありますが、抗ヒスタミンが入っているものを選ぶと症状が緩和しやすいです。
その他の自分の症状と合わせて選ぶと効果が高く実感できます。
鼻が詰まって臭いというのは結構つらいですので、一日も早く治るといいですね。