足の先が痛くて仕方ない!そう思って靴を脱ぐと、なんだか爪の辺りが腫れている!
なんてことありませんか?
爪が腫れていると歩きにくく、生活にも支障が出てしまいますよね。
原因は様々あると思いますが、そもそもこれって放っておいて良いのでしょうか?
少し腫れているくらいなら、ちょっと消毒して放置してしまいますが、なかなか治らないとどんどん酷くなってしまう場合もあるようです。
そんな、足の爪のトラブルの原因と、処置方法について調べてみました。
足の爪が腫れる原因は?どうすればいいの?
爪の形や、普段の日常生活で、治り方は変わってきますので、チェックしてみましょう。
ぶつけた、重い物を落した、などの外的要因
腫れができるきっかけとして一番多いのは怪我です。
特に、足の小指は、脳が認識していないとも言われていて、とてもぶつけやすい部分です。
何度か思い切りぶつけた経験のある人は少なく無いでしょう。
痛いですよね。
あんな小さなことでも、当たりどころが悪かったり、当たる場所が悪かったりすると、出血し酷く腫れてしまう場合があります。
特に、小指の爪は小さいですので、剥がれてしまうこともあるかもしれません。
とんでもなく痛いです。
また、重い物を落すなど上から衝撃を受けると、酷い時は腫れたり出血したりしますし、2~3日後には内出血で真っ青になっていることも。
そのようなことになった場合は、まず冷やすと内出血が少し抑えられます。
次に、汚れている場合は傷口を洗い流し消毒をして、出血や痛みが酷い時は絆創膏やガーゼを巻きましょう。
そんなに酷い怪我で無い場合はなるべく何かで上から覆う事をせず、放置しましょう。
その方が治りは早いです。
ただし、その時傷口から細菌が入って膿んでしまったら、医師の診断を受けた方が良いでしょう。
その場合は皮膚科が良いです。
また、酷い内出血で腫れが大きくなり、いつまでも酷い痛みが続く時は骨折も考えられますので、整形外科を受診しましょう。
巻き爪
近年多くなっているのがこの巻き爪です。
それだけでは痛みを伴うことはありませんが、巻いた爪が指を傷つけるとそこから化膿し、血や膿が出てくる事があります。
巻き爪には種類があり、爪の両脇が肉に食い込んだ「陥入爪」と爪が弯曲して伸びて行った「弯曲爪」があります。
また、巻き爪の原因としては以下のものがあります。
- 元々の爪の形が巻きやすい爪、遺伝。
- 小さな靴や、先の細いヒールを履く。
- 深爪をする。
- スポーツ。
- 加齢や妊娠、肥満。
- 爪水虫
などがあります。
当てはまるものがある場合は、これから巻き爪になる可能性がありますので気をつけましょう。
少しでも巻いているかな?と思ったら、痛みが無くても皮膚科を受診した方が良いです。
また、ヒールや、履きにくいと感じる靴は、治療中はなるべく控えたほうが良いでしょう。
巻いている状態で、ヒールを履くと結構痛いですし。
ちなみに、初期の方が処置が簡単に済みます。
治療の方法は、軽度の場合は巻いている爪を切ったり、コットンパッキングという、爪が柔らかくなった時に、丸めたコットンを詰めるという方法があります。
重度になると、ワイヤーで固定したり、手術にまで至る時もあります。
爪水虫が原因の場合はまずは、爪水虫の治療に入ります。
こちらも皮膚科で大丈夫です。
自身の負担を考え、なるべく軽度の時になんとかしたいですよね。
この程度、と思わずに、軽度のうちに受診を!
足の爪の痛みは、たいしたこと無いことと思ってしまいがちです。
そして、実際にたいしたことが無い物が多く、放って置くのが最良の治療法な場合もあります。
しかし、膿が出てきた、大きく腫れているなど、あきらかに普段と違う症状が出ている時は迷わず病院へ行きましょう。
もっと酷くなってしまってからでは遅いです。
膿が出るほど化膿している箇所は、適切な処置をしなければどんどん酷くなり、痛みの治りが遅くなるばかりです。
爪は皮膚ですので、爪のトラブルは、だいたいは皮膚科で大丈夫です。
少しでもおかしいと思ったら迷わず受診しましょう。