「妖怪ウォッチ」の影響で、日常のことを全部妖怪のせいにしている子供が増えていると言われていますが、本当でしょうか?
この「妖怪のせい」にするのは日本だけなのでしょうか?海外で言う場合英語でいうと何というのか?について述べていきます。
全て妖怪のせいにしている子供が増えているって本当?
今全国の小学校の児童の間で大流行しているという「妖怪ウォッチ」。
何か都合の悪いことが起こると、それは【妖怪○○のせい】というのが「妖怪ウォッチ」の世界観になっているらしいのです。
○何でも忘れてしまう → それは、妖怪「わすれん帽」のしわざ
○簡単なことでもすぐ無理と言ってしまう → それは、妖怪「ムリカベ」のしわざなど…。
子供がそんな言い訳をするので困っているという話ですが、本当なのか気になって調べてみるとまんざら嘘でもないようです。
何か問題が起きたとき、 子供は「みんな妖怪のせいだ。」 UEOマニアは「宇宙人の仕業だ。」 フェミ女史は「男社会のせいだ。」 韓国人は「日本人の蛮行のせいだ。」 昔、近所に住んでたオジサンは、都合が悪くなると別れた女房のせいにしていました。
— 渡辺なおみ (@aoigogatu) 2015, 3月 6
妖怪ウォッチは生理現象もテストを頑張る姿勢も寝坊した理由も全て妖怪のせいにするから子供に悪影響
— 進級死験 (@_siguyuu_) 2015, 3月 6
「はあ子供は地震も妖怪のせいにしてしまうのか」
だからといって、私は「妖怪ウォッチ」がけしからん!とは、思いません。
「けしからん」ものを好むのが、子供というものです。
思い出してみてください、自分が子供だった時、今から考えると、「けしからんこと」をやってたなぁ…ということないですか?
都合が悪くなると、何かのせいにするのは、子供のやることです。
子供が「妖怪のせい」で言うコト聞かないんです。っていうのはいい大人が言うコトではない…なんて、子供がいない私が言っても説得力がないでしょうか、ね。(笑)
「何でも妖怪のせい」にするのは日本だけ?
「妖怪」という存在は日本古来のものですが、人間の理解を超えた現象を引き起こす生き物。不可思議な力を持つ存在。それにまつわる伝説や物語は世界各国に見られます。
魔女だったり、妖精だったり、ドラゴンだったり、ユニコーンだったり、精霊だったり…。
最近日本でも流行しているハロウィンはそもそも、有害な精霊や魔女から身を守る為の祭りだったのです。
科学や医学がまだ未発達だった時代、不思議な現象が起こったり疫病が流行した時、人は何かのせいにし、また、そのままにしないでいたからこそ、人間は進化してきたともいえるのです。
なんでも「妖怪ウォッチ」は海外でも大人気で、その人気は「ポケモン」をも凌ぐほどだと言われています。
ちなみに【妖怪のせい】は英語で何という?という事ですが
Google翻訳で「妖怪のせい」と入力してみると…
「Because of the specter」と出てきました。
あと、英語に詳しい友人に聞いてみると…
「Maybe it’s because of the specters!!」
Specterは、「yokai」でも通じるかもしれないと言っていました。
都合が悪いことを妖怪のせいにする子供より、都合が悪いことを秘書のせいにする政治家の方がよほど、悪だと思うのですがいかがでしょう?