子育てはすべてがすべて自分の思い通りにいかないもので、子供も自我のある一個人なのだから尊重しなくては、尊重しなくてはと寛容な姿勢で見守りたいお母さんが多いかとは思いますが。
自分の思い通りにならないからこそ、ちょっとした事がどうしても気になり、よそと比べてしまったりするものです。
例えば食事。
お子さんの食事スピードはいかがでしょう?普通ですか?早いですか?
極端に遅いと、洗い物も片付かず食べ物も冷めてしまい粗末にしているように感じたりしてしまった事はないでしょうか。
なぜなのか少し調べてみることにしましたよ!
まさか病気?!個人差でここまで違うもの
先天的なものから後天的なものまで、情報が多く出回り、程度の知識を調べられる近年ではすぐに「病気化かも!どうしよう?!」とパニックになるお母さん方が多いですが、病院にかかるのは最後の手段にしておきましょう。
多くの原因は、お子さんの個性に寄るところが多いです。
個性、性格、育った環境とでも置き換えてよいでしょう。
育った環境、などと言うと何か間違ったことをしたのでは?と思うのもいけません。
子育てにおいてマイナスを考えるのは最後の最後にしましょう。
お母さんがドシンと構えていないとお子さんが不安になります。
お母さんなのですから、今余裕がない、とてもじゃないけれど一杯いっぱいだ!と言う方はまずは落ち着くところから始めて子供を観察しましょう。
観察の末に見えてくる子供のパターン
注意力が散漫だから食べるのが遅い、のであれば程度ついててあげれば改善がみられるでしょう。
テレビや遊びかけのオモチャなど、子供だから仕方がない、大人しくしているからで逆効果を招いている場合は今期をもってお子さんに食事の時間を守らせることを教えなければいけません。
好きなものは早いけど、嫌いなものは遅い、のであれば無意識で動作が遅くなっているだけです。
意識してスピードを保たせてあげるためには、終わった後に何が待っているのかをきちんと教えてあげることです。
例えば、食事が食べ終わったらデザートがある、好きなテレビがみれる、ゲームがやれる、など「食事が終わらないといけない」理由を認識させましょう。
様々な場所で「まずは食事を楽しいものだと教えてあげましょう」「ゆっくり個性に合わせて待ちましょう」「いずれは食べられるようになるので焦らず頑張りましょう」などと言われてしまいますが、今まさに困っているお母さんにとって悠長を言っている時間はないでしょう。
なのであえて、一週間だけ徹底してお子さんの食事に付き合い改善を図ってみてください。
お子さんの中には構ってもらえないストレスや、注目されないことによって好き勝手していいんだ!と無意識な状態が存在しています。
それは違うんだよ、と教えてあげる時間を作ってあげない限り、見守るだけの改善は長い長い時間を要します。
下手をすると中学高校にまでならないと治りません。
少し根気のいることですが、今後のことも考えて早め早め、気持ちは穏やかに事は確実に、の姿勢で対策をとることが必要です。