日本の言風恵瓊の中に溶け込む、子供の遊びの中には見るだけで懐かしくなるものが様々にあります。
メンコやビー玉、ベーゴマに竹とんぼなど、触れたことはなくても知っているものは多いのではないでしょうか。
なかでもおばあちゃんが教えてくれる手遊びでダントツの知名度、分かりやすいイメージを持つのは「お手玉」
ぽいぽいと三つ四つのお手玉を使って簡単そうに見せてくれますが、やったことがある方ならお判りでしょう、お手玉とは意外と難しいもの。
2つならまだしも3つ、4つになるととんでもない難易度です。
今回は基礎から3つでのお手玉を習得するコツまでをご紹介しましょう!
懐かしいお手玉、どこで手に入る?
お手玉は手作りで簡単に作れるものだから、チャチャッと作ってしまうのも手でしょうが、すべての人が器用なわけではないのでまずはお手玉の入手はどこからしたら?という状況から始まるでしょう。
比較的安価なもので、大きなスーパーのおもちゃ売り場や百貨店などに陳列されている場合があります。
百貨店であれば和風専門の雑貨を扱っているお店には高確率でおいてある可能性があります。
それでも入手が難しいときはインターネットでの入手も可能です。
ですが、手になじむ物を使うのが上達のコツなので購入時に比べられるのはとても大切です。
可能な限りお店に買いに行ってみてくださいね。
お手玉基本の遊び方
最初から3つ4つを使って、と言うのはとてもハードルが高いです。
まずは両手に1つずつ、2つを使っての練習から始めましょう。
最初に、お手玉を胸の位置あたりで構えて、目線の高さまで投げては同じ手でキャッチする動作を繰り返しましょう。
特に利き手で無い方で投げてキャッチするというのは慣れていないうちは難しいことなので何度も繰り返して手になじむようにしましょう。
投げてキャッチするのに慣れてきたら、右手で投げたお手玉が視線の位置に来たら左手のお手玉を空中に投げ右手でキャッチ、右手で投げたお手玉を左手でキャッチしてみましょう。
右でAへ投げる、左をBに投げる、左でAをキャッチ、右でBをキャッチすると最初右と左に握っていたお手玉の場所が移動します。
それを繰り返し繰り返し、利き手から投げるのは案外と簡単ですが、利き手では無い方から投げるのは意外と難しいです。
丁度良い投げ方を練習して体で覚えましょう。
お手玉3つでの遊び方
2つでのお手玉に慣れたら、利き手に2つ、そうで無い方の手に1つのお手玉を持ちます。
まずは利き手から、1つを投げ、目線の高さに来たら利き手じゃ無い方で持っていたお手玉を投げる、ここまでは2つでの遊び方と一緒です。
利き手じゃ無い方から投げたお手玉が目線の高さに来たら、投げられたお手玉をキャッチする前に、利き手に持っていたもう一つを空中に投げます。
すると1つだけは常に空中に投げられている状態になります。
言うのはとても簡単で実際にやってみるとタイミングがわからず、気がついたらすべてのお手玉をキャッチしていたという状況にもなります。
が、最初はそれが普通なので、どんどん練習しましょう。
練習するにつれタイミングをつかめるようになってきますので、リズムよく投げてキャッチ、投げてキャッチ、を繰り返しましょう。
どんどん慣れてしまえば3つでのお手玉も簡単になってきます。
あとの応用は4つにしようとも、5つにしようとも変わりません。
コツと考え方
お手玉をきれいな円を描いて続けるコツはひたすらリズムを気にすることです。
右、左、右、左とふんわりとした思考でリズムにのってお手玉を投げるのが上達のコツです。
早さも一定に保ち、身体も同じようにリズムをつけて動くのが良いでしょう。