飛行機酔いをするという方、飛行機には乗った事がないけれど、他の乗り物でも乗り物酔いするから、きっと飛行機でも酔うと思う。
他の乗り物では酔わないけど、飛行機では酔うかも…という方に向けて飛行機酔い対策をまとめてみました。
これで万全!飛行機酔い対策教えます
【そもそも何故、乗り物酔いするのか?】
乗り物酔いは、耳の中にあるカタツムリの様な形をした「三半規管」という平衡感覚をつかさどる器官が関係しています。
乗り物に乗った時の加速や揺れによって三半規管が刺激されると、自律神経のバランスが崩れてしまうので乗り物酔いが起こるのです。
子供の頃、電車、車、バス酔いしていたけど、大人になって治ったという人は、三半規管が発達したという事と、乗り物に対する経験値が増えてきたという事が考えられます。
【電車、車、バスでは酔わないけど、飛行機では酔う】のはなぜか?というと…。
- 電車、バスよりもスピードが明らかに速い。
- 機体が揺れている(様に感じる)
- 飛行機に乗る機会が少ない為、体が慣れていない。
- 気圧の問題
- 子供の頃乗り物酔いしていた人は特に飛行機に乗るときに「酔うとどうしよう…」と過度に思ってしまうものであり、その事が余計に飛行機酔いをさせてしまう。
【では、飛行機酔いしないためにどうすればいいのか?】という事ですが…。
以下の方法のいずれかをおすすめします。人それぞれ合う合わないがあるかと思うので、自分の合うものをチョイスしてください!
自己暗示
予め薬を飲んでおき、「薬を飲んだから大丈夫」という自己暗示をかけておく。
基本的なことかもしれませんが、鉄則です。
丁度いいお腹にする
空腹しすぎるのも、満腹しすぎるのも乗り物酔いしやすくなります。
無理して機内食を食べる必要はありません。
ただ、空腹すぎるのもよくないので、アメ玉やチョコレートを忍ばせておくといいでしょう。
服をゆったりに
【目的地で着る服】と【機内で着る服】は別です。
【機内で着る服】については余裕のあるゆったりとした服装がいいです。
ぴったりとした服装や重ね着をしていると乗り物酔いを増幅する恐れがありますので避けたほうがいいです。
寝る
飛行機に乗っている時間にもよりますし、機内で寝てしまうと時差調整が…というのもあるかもしれませんが、乗り物酔いに一番有効な対処法は寝ることです。
ツボ押し
手首の内側にある「内関」というツボは乗り物酔いに効果があることが知られています。
このツボを反対側の手の親指でやさしく揉みほぐすことをおすすめします。
NGなことをしない
飛行機に結構乗っていないといけない。何かで気を紛らわすというのはいいけれど、読書したり機内で映画を見て、目を使うとかえって酔うという事もあるので注意が必要です。
いかがでしょうか?上に挙げた方法はいずれも基本的なことかもしれませんが、基本こそ大事だと思うのです。また、飛行機には気分が悪くなった時に頼りになるCAさんがいます。助けを求めることは恥ずかしくないので少しでも気分が悪くなった時は助けを求めましょう。