なにか面白いことやって!という無茶振りに困ったことはありませんか?
宴会や飲みの席、コミュニケーションを円滑にするテクニックとして1発芸や特技を披露しなくては成り立たないのは最早芸人さんだけではないですよね。
そんなときに道具の用意も、場所も選ばず出来るのが声真似。
アニメ文化を育んだ日本で、アニメキャラクターや有名声優の声真似が出来る、これはとても強い掴みとなります。
ちょっと練習して次の宴会では盛り上がりの中心として活躍しましょう!
目次
声真似のコツと練習法
声質を知る
まずは自分の声質を知りましょう。
通常の状態で、フラットな「あ」を発音してみましょう。
声は低いですか?高いですか?
人に聞いてみるのもよいでしょう、声の強弱によっても声質は変わってきますので努めてフラットな状態で、どういった音が自分の口から出るのか知りましょう。
自分の声だったら、高い声のキャラクターが真似できそうだ!低い声のキャラクターが真似できるかも?
そう思ったら、そのキャラクターのために声質を近づけるようにします。
自分の声が高いか低いかなんて分からない!という方は、「い」の口の開き方と、「う」の口の開き方で「あいうえお」を発音してみましょう。
「い」の口では高い声が、「う」の口では低い声が出るはずです。
どちらが自分に出しやすいのか理解したら、声の維持を始めていきます。
真似したい声を反復リピート
初歩の練習はイメージトレーニングから始めます。
真似をしたいキャラクターの声をさがして、誰にでも分かる有名な名台詞があるのなら、その台詞をききつづけます。
声の抑揚や、声の詰まり、溜めや止めを、なんとなく察せるようになったらヘッドホンをして、同じタイミングで声を発してみます。
ヘッドホンをしているので自分の声がいつもよりこもって聞こえます。
その声が聞こえてくるキャラクターの声の邪魔にならないように聞こえたら、同じタイミングで同じ台詞が言えていることになります。
ある程度の人はそれだけでも、あ、似てる!と相手から言われるでしょう。
理解した本家からあえて大きくはずしてみる
モノマネ芸人などを見てみると、「そんな大げさな話方してないでしょ~」「失礼だよ~」なんて思うことがありませんか?
ですが、なぜか、どこか似ている。
それはモノマネする相手の特徴を誇張して発音しているからです。
モノマネでよく見かける武田鉄也さんの「金八先生」は、あんなに巻き舌ではないですし、溜め込んだ話し方をしないけれど、モノマネとしてみたとき、あ!似てる!と思ってしまいます。
特徴をつかむことで多少大げさに脚色すると似ている以上にユニークで場を和ませることも出来ますし、似てきたけれどパンチが足りないな、と思ったらあえてはずしてみるのも手でしょう。
モノマネしやすいキャラクター!有名声優!
マニアックなキャラクターを選んでもウケがいいのは、そのマニアックな界隈だけです!
万人に理解してもらいやすいキャラクターを選びましょう!
バズ・ライトイヤー/トイストーリー
日本語版の声優を務めるのは所ジョージさん。
子供からオトナまで幅広く知る作品であり知名度は抜群!4も制作されると言う噂もあり、後々にもハズさない声真似のレパートリーになるでしょう。
所ジョージさん演じるバズの真似しやすいポイントは、巻き舌とネイティブっぽい、あくまで「ぽい」英語発音での自己紹介。
有名な台詞なども沢山あり、どれか一つを真似て覚えるのも比較的簡単でしょう。
青蛙/千と千尋の神隠し
https://www.youtube.com/watch?v=efFSSlo-dRQ
声優は我修院 達也(がりゅういん たつや)さん。
知名度は世界の宮崎ジブリ、老若男女、国境まで問わず分かってくれる人の多い作品です。
特徴のある声であり、低くも無く高くも無く、誰にでもチャレンジしやすいのが魅力。
青蛙の真似ができると、同じくジブリアニメーションの「ハウルの動く城」カルシファーにも挑戦することが可能です。
ルパン/ルパン三世
https://www.youtube.com/watch?v=-HF-Q8i_cFs
ルパンは長く続く名作として、複数の声優さんが声の出演をされています。
現在の作品で耳にしているのは栗田貫一(くりた かんいち)さんが演じるルパンです。
だれでも一度は独特のしゃべり口や「ふ~じこちゃ~ん」と口にしてみたことがあるのではないでしょうか。
ただのセリフ真似ではなく、似ている!といわれるには少しばかり練習が必要ですが、男性にも女性にも出すことが難しくない声質と特徴ある口調です。
まる子/ちびまる子ちゃん
ドラマにもなったことのある、ちび丸子ちゃん。
本家アニメの声優さんは今も昔も変わらぬTARAKOさん。
しゃべり口調や声の抑揚に特徴があり、ちょっと鼻にかけるように発音するのがコツになってきます。
必要なのは恥ずかしがらない心!
モノマネは、声まねであれなんであれ、正々堂々と胸を張って演じるのが肝になってきます。
ボソボソと口ごもってしまったのではいくら似ていても伝わらないですし、人の心をつかむことは出来ません。
練習して練習して、人前で披露しても恥ずかしくないレベルに達したら、それこそ自分はこのモノマネなら誰よりも似ている!と胸が晴れるようにしてみましょう!