自宅でペットを飼っている方が多いと思いますが、皆さんは何を飼ってらっしゃいますか?
犬?猫?それとも熱帯魚?
最近はこんな動物も?と思うぐらいいろんなペットが飼えるようになり、流通量も情報も増えてきました。
ハムスターを飼っている人はよく見かけますが、時々公園や山で見かけるシマリスなどリスの仲間も、ペットとして飼育可能です。
シマリスの、手のひらに乗るぐらいの大きさに愛くるしい表情は、日常の癒やしになってくれそうですよね。
では実際シマリスを飼おうと思うとどうすればいいか調べてみました。
飼おうと思っている方は是非参考になさってください。
シマリスはどこで売ってる?
ペットといえばペットショップですが、リス類もペットショップで購入するのが一般的。
大型ショップや小動物を豊富に扱っているショップにいくと、シマリスなどリス類も販売しています。
またはブリーダーやネットショップを通しても購入可能。
いずれにしても
- どんな状態か実際の姿を見てから
- 飼いたい種類に詳しいスタッフがいるか
- それまでの飼育状況が確認できるか
- アフターフォローがしっかりしているか
を確認してから購入する事をオススメします。
飼いだすといろいろ疑問や心配事が出てくるものです。
それらを一緒に解決してくれる、スタッフさんやサービスがあると安心ですね。
そして可能なら、自宅近くにリスを診てくれる獣医さんを見つけておきましょう。
シマリスは扱いが難しい面があるので、シマリスは診ない獣医さんが時としていますので、注意が必要です。
リスの種類や価格は?
リス好きで飼っている人も多く、情報も得やすいです。
その他だと、コロンビアジリスやリチャードソンジリスなどジリス種、オグロプレーリードッグなどプレーリードッグが飼われる事が多いようです。
ジリス類は3万円前後、プレーリードッグ類になると約20万円程の価格になり、シマリスに比べるとかなり高価になります。
シマリスを飼うのに必要なものと価格は?
シマリス自体価格は安いものの、実際飼うとなるとそれなりに必要なものがあります。
一例をあげると
- ケージ…1万円〜
- 巣箱…2,000円前後
- ウッドチップ(床の敷材)…1,000円前後
- トイレ…1,000円前後
- エサ皿…1,000円前後
- 給水ボトル…1,000円前後
- フード…1,000円前後
- ヒーター…3,000円前後
- 回し車…2,000円前後
シマリスは野生動物ですので、できるだけ自然に近い環境を整えてあげたいところ。
元来木を登ったり降りたりしますので、ケージは高さのあるものがいいとされています。
フードはリス専用のものが安心。
シマリスといえばひまわりの種が思い浮かびますが、種ばかりでは栄養が偏ってよくないので、総合食的なものの方がいいでしょう。
給水ボトルやエサ皿などはリス専用でなくても、リスが使いにくそうでなければ、他のペットのものでもOK。
おしっこの吸収に、床にはウッドチップなどを敷いてください。
新聞紙などで代用でもいいですが、ペット用の方が掃除がしやすく匂いも吸収してくれるので便利です。
春先には赤ちゃんシマリスが出回りますが、赤ちゃんから飼うならヒーターは必需品。
シマリスの赤ちゃんは特に寒さに弱く、気を抜くとすぐに死んでしまいますので、ヒーターを使い風邪をひかないように気をつけましょう。
回し車は、シマリスが中で走るとくるくる回るアレです(笑)。
シマリスは活発な生き物なので、是非用意してあげて下さい。
こんな風にくるくる回ってる姿は本当にかわいいです!
これらはペットショップで揃いますし、ホームセンターにも取り扱いがあります。
重たいもの、かさばるものはネットショップで購入し、自宅配送が楽でいいですね。
シマリスを飼おうと決めたら…
しかしかかる費用はそれだけではありません。
シマリスは暑さ寒さに弱い動物なので、クーラーや暖房などで快適な空調にしなければなりません。
なので電気代、また病気になった時の通院費も必要になりますので、そのあたりも維持費として考慮しておきましょう。
愛くるしい表情と動きのシマリス、寿命は6~7年と言われていて、中には10年以上生きる事もあり意外と長寿。
かわいいと勢いだけで飼い始めると、想像以上に大変な目に遭います。
上記のようにそれなりに費用もかかりますし、長期旅行もできなくなるかもしれません。
命を預かるという事なので、それなりの覚悟、下調べをしてから迎え入れるかどうか決めてほしいと思います。
そしてやっぱり飼いたい、飼おうと決めたからには、最後まで責任をもってきちんとお世話してあげてくださいね。
そうすればなくてはならない、あなたの生活に彩りを与えてくれる存在になるはずです。