ここ数年、健康志向の人の間で広まりつつある「ミューズリー」、ご存知ですか?
KALDIや成城石井などのスーパーで見かけることも多くなってきました。
グラノーラよりもヘルシーなこともあり、今後ますます人気が上りそうな予感です!
目次
甘いのがグラノーラ、甘くないのがミューズリー
一見すると、ミューズリーはグラノーラと同じような見た目ですが、中身がちょっと違います。
オーツ麦などの原料は二つに共通していますが、ミューズリーはそれに加えてドライフルーツやナッツを加え、火を加えず未調理の状態で商品にしています。
一方、グラノーラはナッツ類やメープルシロップ、オリーブオイルなどを加えて、オーブンで加熱します。
そして、焼き上げたあとにドライフルーツをトッピングしています。
ミューズリーは基本的に甘みを加えていませんが、グラノーラは加熱段階でメープルシロップなどで甘さを加えているため、食べたときもその甘みを強く感じます。
ミューズリーの食べ方
さきほどご説明したように、グラノーラは意外と糖分が含まれているため、食べ過ぎると太ってしまうこともあるんですね。
その点、ミューズリーは甘さがないので安心!
食べ方はグラノーラやオートミールと同じように、牛乳やヨーグルトをかけたり、アイスにトッピングしたりします。
甘さがないぶん、バナナやベリーなど、フレッシュなフルーツを加えるのもいいですね。
または、ミューズリーを入れてビスコッティやクッキーを作る人もいるようです。
または、ダイエット中のおやつにそのままポリポリ食べるというのも手軽でおすすめです。
ミューズリーのココが好き!
そんなミューズリー、いろんなおすすめポイントが満載なんです。
ミューズリー愛好家たちの意見をまとめてみました。
1.カロリーが低い
先述のとおり、甘さを加えていないのでカロリーが低めです。
グラノーラと、1食(40g)あたりのカロリーを比べてみましょう。
- エルサンクジャポン 有機シリアルハイファイバー プレミアム 153kcal
- カルビー フルーツグラノーラ 178kcal
牛乳をプラスしたとしても、ダイエット中でも気がねなく食べられますね。
ただしミューズリーにも加糖タイプやフルーツなし/ありタイプなどいろいろ種類があるので、選ぶときはご注意ください。
ダイエッターの方は一番シンプルな物を選ぶとよいでしょう。
2.栄養が豊富
ミューズリーは、食物繊維はもちろんのこと、ミネラルやビタミンがたっぷり入っています。
特にアンチエイジングや美肌に欠かせないビタミンBが豊富なのもうれしいですね。
3.少量でも満足!
ミューズリーは、けっこう噛みごたえがハードです。
そうしてたくさん咀嚼することで、唾液もたくさん分泌され健康効果も期待できます。
また、糖質の吸収速度の低い低GI食品なので、少量でも満腹感を得ることができるのもいいところです。
4.いろいろアレンジができる
手作りのスイーツに加えたり、黒ごまやシナモンなどを加えて風味をアレンジしたりと、いろいろな楽しみ方ができます。
また、オートミールのように牛乳で煮る食べ方も海外ではポピュラーなようです。
食べすぎには注意!
いくら体にいいからといって1日3食ミューズリー、といった極端な食べ方はよくありません。
食物繊維が豊富なので、食べ過ぎると逆に体調をくずす恐れもあります。
いわゆるガス溜まりですね・・・気をつけましょう。
朝食やおやつに1日40~60gを取るのが適量でしょう。
グラノーラよりもヘルシーで栄養効果も高いミューズリー。
これから毎日の朝食やおやつに積極的に食べたいですね。