イタズラ電話、あなたのところへかかってきたことはありますか?
つい先日、筆者のところにも若い男性の声で「ママぁ~」という電話がかかってきました。
「まさかオレオレ詐欺!?」かと身構えたら、ガチャッと切れてしまいました。
ヒマな人もいるもんだと思ってしまいますが、一体どういうつもりでかけてくるのか、本当に不思議ですよね。
今回は、イタズラ電話の犯人の心理に迫ってみたいと思います。
イタズラ電話にもいろんなタイプがある
ひとくちにイタズラ電話といっても、いろんなタイプがあります。
タイプ別にご紹介しましょう。
- 無言電話
数回程度なら、単純に間違い電話の可能性もありますが、電話番号を知っている人からのイタズラというのが有力です。
または、あなたの所在を確認するために業者がかけている場合もあります。
あまりに頻繁にかかってくるというのであればいやがらせ目的かもしれません。
ストーカー化した元彼によるいやがらせ、なんていうケースも珍しくないようです。
- イタズラ電話
無言電話に次ぐイタズラ電話は、エッチな内容でしょう。
ハァハァという息遣いが聞こえる、エッチな質問をされるなど、経験のある女性もいるのではないでしょうか。
いったいどこから電話番号が漏れているのかと思いますよね。
または、ケーキ屋さんやファーストフード店などの、若い女性が電話に出そうなお店の番号を調べてそういう電話をかけるという犯人もいるようです。
犯人のタイプと心理
驚くことに、こういったイタズラ電話の大半は、もともと面識のある人間によるものだそうです。
そして、イタズラ電話の回数と通話時間で、犯人のタイプは以下の4つに分類できます。
これで犯人特定とまではいかなくても、目星をつける目安になるかもしれません。
- 通話時間が短く回数が多い「いやがらせタイプ」
頻繁に無言電話がかかってくる場合などですね。
過去にあなたとトラブルになった知り合いからのいやがらせという可能性が高いです。
宗教やセールスの勧誘を断ってから無言電話がかかってくるようになったという話も聞いたことがあります。
- 通話時間が短く回数が少ない「在宅確認タイプ」
先述のように、業者が在宅を確認する際などがこのタイプです。
好意を寄せている相手が、在宅を確認する場合もあるようでうす。
- 通話時間が長く回数が少ない「ストーカータイプ」
「電話をかけて束縛したい」「声を聞きたい」など、陰湿な目的が多いようです。
完全に好意がゆがんでしまっていますね・・・。
- 通話時間が長く回数が多い「異常者タイプ」
イタズラ電話をかけることを日常的に楽しむ異常な人間の仕業です。
ストレス解消のためにかける場合や、相手に恨みを持っている場合などがあります。
悪質な場合は犯罪になる!
このように、イタズラ電話には悪質なケースも多いようです。
なんとかしてくいとめたいですよね。
ただし、残念ながらイタズラ電話そのものを罰する法律はありません。
しかし、それによってノイローゼになるなどの被害を被る場合があれば「迷惑防止条例」や「ストーカー規正法」、「傷害罪」「脅迫罪」などが適用されることがあります。
泣き寝入りをせず、ぜひ一度弁護士や警察に相談しましょう。
イタズラ電話は立派な犯罪になることがわかりました。
また、イタズラ電話に悩んでいる人は、決して泣き寝入りをしてはいけません。
各社ごとに迷惑電話撃退サービスなども充実していますので、まずはそれを利用してみるのもよいでしょう。