ライターって、私たちの生活に欠かせないものですよね。
コンビニなどで手軽に買える100円ライター、おしゃれなオイルライター、皆さんのご家庭にもどれか必ず1つはあると思います。
筆者はこの季節、蚊取り線香に火をつけるのに毎日使っていますが、ときどきいきなり火がつきにくくなって困ることがあります。
そこで今回は、ライターについて少し調べてみたことをご紹介いたします。
目次
火がつきにくくなった原因は?正しい使い方は?
100円ライターの場合
- ノズルが目詰まりしている
ノズルの目詰まりは、もっともよくある原因です。
もっともお手軽な方法は、先のとがったものでガスの噴出孔をつついて掃除することです。
- バネが弱くなっている
上のタイプのライター石の下にはバネが入っているのですが、これが弱くなると火花がきれいに出ません。
レバーを外して、ライター石とバネの間にもの(平らな小石など)を入れて、バネの力を強めると、復活することがあります。
部品を外すときにガスが噴出することがありますので、くれぐれもご注意ください。
- 気温が低い
使い捨てライターに充填されている液化ガスは、気温が低すぎると気化することができず、着火が難しくなります。
このときは、握って上下に振ってみましょう。
体温で内部のガスが温まり、また揺さぶられることで液化ガスが気化しやすくなります。
オイルライターの場合
- オイル切れ
タンクを開けてみたら乾いていた、という場合はオイル切れです。
- 芯の状態が悪い
芯が短すぎても長すぎても、また煤(すす)で汚れすぎていてもいけません。
少し長めに出してから、適正な長さになるように先端を切り落とし、きれいな芯を露出させましょう。
- フリント石の状態が悪い
フリント石が摩耗している、サイズがライターにあっていないなども、着火が悪くなる原因です。
一度交換してみると良いでしょう。
ターボライターの場合
- ガスを充填した直後だった
ガスを充填したら火が付かなくなった場合は、10分ほど放置してから再度試してみてください。
- 発火点が緩んでいる
芯を押しこんだり、ピンセットなどでつまんでネジこんでみたりして、緩みを調整してみましょう。
上手に火をつけたい!
オイルライターは火をつけるのが難しいようです。
フリント・ホイールと呼ばれる、着火のときに火花を出すところを、親指で勢い良くまわさなければなりません。
上手に着火している人にコツを教えてもらうと良いでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=nZWxKru_dK0
番外編:ガスが残っている100円ライター・ターボライターの捨て方
試してみたけれどやっぱりダメだった…というときは、もったいないですが、捨てなければなりませんが、気になるのは、ガスが残ったままのライターの捨て方です。
多くの自治体が、「ガスを抜いてから不燃ゴミとして出す」という決まりにしているはず。
確実にガス抜きするには、まずペンチで、ライターの金属部分を外します。
芯(白いプラスチック部品)をゆるめて外したら、完了です。
*必ず火の気のないところで行ってください!