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家鳴りがひどい!原因は?地震と関係ある?対策はどうすればいい?

家鳴りがひどい!原因は?地震と関係ある?対策はどうすればいい?

 

日本の戸建て住宅は木造建築のことが多いですよね。

ところで、おうちがときどき、気になる音を立てたりすることはありませんか?

 

もしかするとそれは、「家鳴り(やなり)」かもしれません。

今回はその家鳴りの原因や地震との関係、対策について見ていきます。

 

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家鳴りって?

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文字通り、家が音を立てる現象のことです。

木がきしむような、「ピシッ」「パキッ」という感じの、短い破裂音です。

 

場合によっては、小さく揺れているように感じることもあります。

木造建築に多いですが、軽量鉄骨でできた住宅でももちろん発生します。

 

原因はなに?

 

日本人は昔から家鳴りのことをとても気にしていたようで、原因を家に住みついた妖怪のせいにしていたようです。

 

理由もなく家を揺り動かす「家鳴り」という妖怪の伝承が、日本のあちこちに残っています。

さて、家鳴りの正体はいったいなんなのでしょう?

 

一般的に、新築の木造家屋が家鳴りが起きやすいとされていますが、これにはれっきとした理由があります。

まだ新しいおうちだと、建材どうしがなじんでいません。

 

そのなじんでいく過程で、建材がわずかに動いておさまりの良い位置に移動するときに発生する音、それこそが家鳴りの正体なのです。

 

また、建てたばかりの家は、材木ももちろんですが、一見乾いているように見える塗料や接着剤にも、まだまだ水分が含まれています。

 

それらが完全に乾燥するうちに、体積がわずかに小さくなったり、最初とはやや違う形になったりします。

 

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おうちを建ててしばらくしたら、クロスの継ぎ目が目立ってきたり、建具がずれたりという経験をされた方がおられるのではないでしょうか。

 

それらはほとんどが、乾燥で起きた家鳴りのせいによるものです。

「乾燥」がきっかけになるため、空気が乾いた秋冬に多くなるようですよ。

 

また、気温や湿度の差で建材が膨張したり縮小したりもしますので、昼間と夜間の温度差や季節によっても家鳴りは発生するのです。

 

地震との関係は?

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新築じゃないのに家鳴りがすることもありますね。

それはもしかしたら地震が原因かもしれません。

 

地震のせいで家の構造がゆがんでしまって、新築の家鳴りと同じように建材どうしがなじむときに発生します。

それとは別に、地震が起きる前の家鳴りというのもあります。

 

地震と家鳴りの因果関係は、まだはっきりと科学的な裏付けがとれていないそうですが、大きな地震が起きた地域では、数日前から家鳴りがあったというケースがあります。

 

これからの研究を待ちたいですが、とくに思い当たる理由もないのに家鳴りが激しいときは、少し用心したほうがよいかもしれません。

 

家鳴り対策はあるの?

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ちょっとやっかいな家鳴りですが、なにか対処法はあるのでしょうか?

もっとも簡単な方法は、室内の湿度を上げること。

 

建材が吸湿したり乾燥したりを繰り返すなかで家鳴りが発生するので、その乾燥の部分を調整して少し和らげるのが効果的です。

 

木材から出るパキッという気になる音も減りますし、クロスの継ぎ目が大きく広がってしまうなども、あるていど避けられますよ。

 

それでもやはり家鳴りが激しいのであれば、いちど工務店に相談してみるとよいでしょう。

少し手間ではありますが、おうちのメンテナンスにも役立ちます。

 

ご家庭によっては、夜も眠れないほど大きな家鳴りがすることもあるんだとか。

原因が分からないうちは不安ですよね。

 

昔の人が、家鳴りを小さな鬼の仕業だと思いこんだのも、なんだかうなずける気がします。

 

四季のある日本で、木をふんだんに使った建物に住むのですから、家鳴りと無縁で過ごすのはむずかしいですね。

うまく対処しながら、つきあっていきましょう。

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