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クマンバチに刺されたら…対処法は?毒はある?飛べないってどういうこと?

クマンバチに刺されたら…対処法は?毒はある?飛べないってどういうこと?

 

素敵な花畑に行ってみたら、大きな蜂が!

びっくりして払おうとしたら、刺されてしまった・・・。

こんな時、一体どうすればよいのでしょうか?

 

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大きいけれど温厚なクマンバチ

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 クマンバチは、クマバチという日本固有のミツバチの別名です。

 

地域によっては、スズメバチの別名でクマンバチと呼んでいるところもあり、よく混同されますが、それぞれ違う蜂です。

 

どちらも大きい蜂なので、こういった呼び名が付いたのかもしれません。

クマバチは体長2cm程度で、頭が黄色く体は黒です。

こちらは蜜を集めるクマバチです。

 

 

ちなみにスズメバチは種類にもよりますが2~4cmで、体は黄色と黒の縞模様です。

 

スズメバチは非常に凶暴で好戦的であることが有名ですが、クマバチは基本的に温厚で、めったに人を刺すことはありません。

 

体が大きく、羽音もかなり大きいので遭遇すると驚いてしまいますが、捕まえたりしない限りは大丈夫です。

 

本州から九州にかけて生息し、4月から10月頃にかけて活動します。

春になると雄は雌と出合うために、ちょうど大人の頭の高さ位かもうすこし上のあたりを飛び回ります。

 

雌を見つけると追いかけて交尾するのですが、この時期は近づいてくるものは何でも追いかけて雌かどうかを確認します。

 

このため、人間も追いかけてきてしまうのですが、針を持っているのは雌だけですので、刺されることはありません。

雌も掴んだりしなければ、刺すことはほとんどありません。

 

刺されてしまったら

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温厚なクマンバチですが、不慮の事態で刺されてしまうと、痛みはかなりあります。

また、死に至るというような毒はありませんが、数日程度患部は腫れてしまいます。

 

刺されてしまった場合は、落ち着いて以下の通りに処置してください。

 

  • 針が刺さっていれば抜く

毛抜きで抜くのが好ましいのですが、無い場合は振り払うようにしましょう。

指先で掴もうとすると、余計奥に押し込んでしまう場合があるので、注意が必要です。

 

  • 流水で洗い流す

刺されたらすぐに洗い流しましょう。

針についている成分を洗い流すことができますし、冷えて腫れや痛みが和らぎます。

その際には、傷口をつまんで、血も流すようにしましょう。

 

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  • 薬を塗る

市販の虫刺され用の薬を塗ります。

症状を緩和する抗ヒスタミン系成分を含んだステロイド系軟膏を使ってください。

 

  • 速やかに皮膚科へ

①~③は応急処置です。

蜂に刺された後はすぐに皮膚科へ行くようにしてください。

 

蜂に刺された場合、最も心配なのがアナフィラキシーショックです。

初めて蜂に刺されると、蜂毒に対して抗体ができる、つまりアレルギーを持つ人と持たない人に分かれます。

 

蜂毒アレルギーを持つ人が、2回目に刺された場合、1~2割程度の人に全身性の蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下などのアナフィラキシーの症状が現れます。

 

さらにそのうちの数パーセントの人に、急激な血圧低下や意識障害など命に関わる危険な状態、アナフィラキシーショックが起こります。

 

アナフィラキシ―ショックは、蜂に刺されてから10分程度で発症してしまいます。

発症から30分以内に適切な処置をできるかどうかで、明暗が分かれると言われています。

 

応急処置も大切ですが、アナフィラキシーの症状が出始めていたら、すぐに救急車を呼んでください。

救急車を待つ間は、横になり足を30cm程度上げて、嘔吐してもいいように顔を横に向け、安静にしておいてください。

 

クマンバチに刺されないために

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蜂に刺されるということは、とても危険なことです。

クマンバチ以外の蜂にも刺されないよう、山などに行く場合は、以下の点に注意しましょう。

 

  • 蜂の巣に近づかない
  • 服装は白を基調とし、花柄や蜂の興味を惹くヒラヒラしたデザインは避ける。
  • 香りの強い香水や化粧品、ヘア用品は使わない。

 

クマンバチから襲ってくるようなことは、ほとんどありません。

見つけても、刺激しないように、できる限り配慮するようにしましょう。

 

クマンバチの雑学

 

大きい体で花の蜜を集めるクマンバチ。

その姿をよくみてみると、体に対して羽がとても小さく、アンバランスです。

 

航空力学的には「飛行は不可能」であり、かつて飛行方法は謎とされていました

 

しかし、レイノルズ数という流体の粘性に関する法則の発見に伴い、昆虫達にとっては、空気はより粘りがあるものだということが分かりました。

 

この条件下においては、クマンバチの小さな羽でも、飛ぶことができると考えられています。

 

難しい理論は抜きにしても、優しくて大きいクマンバチが、小さな羽で一生懸命飛んでいるのを見ていると、可愛らしさを感じませんか?

 

大きい羽音で接近してくると驚くかもしれませんが、慌てずに、雌じゃないよ~、と温かく見守ってあげてください。

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